8/26(金)~28(日)に富山県で開催される日本最高のワールドミュージックの祭典「SUKIYAKI MEETS THE WORLD2016」に、DJ IB氏の出演が決まりました。
長いコメントが届いているので紹介します。
長いコメントが届いているので紹介します。
------------------------------------------------------------------------
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」で、昨年に続き今年もDJで出演させていただきます。オーディションに自分が編集したCDを送り、合格できたことが素直に嬉しいです!
8/27(土)の昼間に30分×2セット頂いたので、ガンガンに躍らせる音楽というよりは、ランチでお酒がすすむ快適な音楽をプレーしたいと思います。(タイムテーブル詳細はこちら)
8/27(土)の昼間に30分×2セット頂いたので、ガンガンに躍らせる音楽というよりは、ランチでお酒がすすむ快適な音楽をプレーしたいと思います。(タイムテーブル詳細はこちら)
12:30~は今世界で最もアツい地域・ブラジルの伝統音楽を中心に、トロピカルでクレオールな選曲を予定しています。
私の直前12:00~のライブが、ブラジル北東部の「フォホー」という音楽を演奏する「Flor De Juazeiro」で、その流れを引き継ごうと思います。
※彼女たちは今年の1月に西麻布の新世界で開催した「Salud!!」でライブをしており、その様子はこちらで確認できます。
13:30~は「ハンディキャップト(障害者)の音楽」をテーマにしたいと思います。
これは、今回のDJオーディションにCDを送ったテーマでもあります。
これは、今回のDJオーディションにCDを送ったテーマでもあります。
私の地元である新潟県長岡市は、盲目の女旅芸人である「瞽女(ごぜ)」が江戸から昭和の中頃まで活動していました。
パラリンピックで障害者のスポーツが脚光を浴びていますが、音楽の世界では、音楽が「商品」として流通するようになるより以前、演奏家には身体に障害のある人が多くいました。
特に視覚に障害のある人は洋の東西を問わず、演奏家になる道を選ぶことが多かったようです。アメリカでは初期のブルースマンに多く、ヨーロッパでは吟遊詩人であったりします。
それは、当時の社会で彼らが生きていくには演奏する以外に手段が限られていたことが理由の一つとしてあります。(現代では障害があっても食べていく方法は以前よりは多くあり、音楽家になる方が難しいかもしれません。)
特に視覚に障害のある人は洋の東西を問わず、演奏家になる道を選ぶことが多かったようです。アメリカでは初期のブルースマンに多く、ヨーロッパでは吟遊詩人であったりします。
それは、当時の社会で彼らが生きていくには演奏する以外に手段が限られていたことが理由の一つとしてあります。(現代では障害があっても食べていく方法は以前よりは多くあり、音楽家になる方が難しいかもしれません。)
最近では、映画にもなったコンゴ民主共和国の「スタッフ・ベンダ・ビリリ」がポリオで障害が残ったメンバーを中心に活動していましたし、実は手指の機能を欠いたミュージシャンも意外と多くいます。そんな古今東西の障害を持った演奏家の音楽を集めて繋いでみたいと思います、お楽しみに。
そして14時からは、私もクルーの一員である東京のワールドミュージックパーティ「Salud!!」の代表・KONPEXがプレーします。
さらに土曜日の夜には「Salud!!」ファミリーで「SunDay Jump!」で長岡にも来たラテンバンド「コロリダス」も出演し、パレードではブラジルのパーカッション・マラカトゥで名古屋からも「Salud!!」軍団の安達真が演奏するし、なんかサルー富山版になっている気もします。。
その他にも、吉祥寺のワールドキッチンBAOBABの店主であり、アフリカや南米でレコードをDIGしながら旅をしてきたDJ YOSUKE BAOBABさんのDJも楽しみです!
ライブに関しては相変わらずマイナーな地域の音楽がいっぱいでワクワクします。個人的に注目しているのは「ソマリランド」という謎の国から来ている「サハラ・ハルガン・トリオ」です。無政府状態のソマリア内に独立している地域だということですが、謎すぎます。
昨年のスキヤキでは中米の「ガリフナ」という謎の地域をライブとワークショップで知ることができ、その音楽と歴史に驚きました。
ライブだけなら東京でも見ることができますが、アーティスト直々のワークショップで貴重な体験ができるのは本場のスキヤキだけです。今年はソマリランド、ベネズエラ、ヴードゥー文化紹介とあり、非常に興味深いです。
土日だけでも海外旅行数回分に匹敵する体験ができるスキヤキで、みなさま乾杯しましょう!!