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『芸能界に入ったきっかけは?』

と聞かれると

『市原悦子さんに憧れて!』

と答えていました。

1度の人生、宍戸留美という1人の人間の人生だけじゃ、物足りない!と14歳の私は悟りました。笑。

そうするにはどうしたらいいんだろ‥‥と考えたら、役者さんかな‥‥。
歌手も3分くらいのストーリーの中で違う人生が歩めるな‥‥。
当時は、中村雅俊さん、水谷豊さん、寺尾聡さん、松坂慶子さん等、俳優と呼ばれる人たちもよく歌番組でお見かけしてました。歌詞の世界を伝える素敵な歌。


(ただ、地方で情報もない為、そこに近づく手段として、雑誌に掲載してあるアイドルのオーディションしかなくて、応募しました。ありがたいことにグランプリを頂きましたが‥‥。私のアイドル時代の2年間は濃厚な時間でした。)


子供ながらに特に琴線に触れたのは市原悦子さんでした。市原悦子さんにしかできない独特のお芝居が出来たら理想だな‥‥、少女の私は思いました。
アニメ日本昔話でもナレーションとさまざまなキャラクターを演じられています。

水森亜土さんも大好き。
亜土さんはジャズシンガーでもあり、夢のあるイラストレーターですよね。

お二人とも、今なお、表現者として、女性として眩しいくらいのご活躍で、大尊敬してます。


ここ数年、経験や年齢を重ねてきて、私もいい表現が出来たらいいなと思っていた矢先‥‥。
最近、ご縁で映画のお仕事を続けてやらせてもらえることになり、先日、2つ目の映画がクランクアップを迎えました。

もちろん、歌う事も、声のお仕事もまだまだ挑戦していきたいですが、自身の経験や感じた事を身体で表現する事はどのジャンルも同じだと思ってます。

なので、よく言われるんですが、「何で声優になったんですか?」とか、「何が1番?」とかないんですよね。

私は演じる、歌う、写真も撮れば、イラストも描く、司会もする、アイディアも出す。
ご飯を食べる、お掃除する、お風呂に入る、本を読む、寝る、お散歩する日常と似てる。
表現する事も生きる事も簡単なようで簡単じゃない。
でもだからこそ、常に誠実でシンプルでいたい。


忘れてはいけないこと、中途半端はNG!!
自分自身にはもちろん、共演者やスタッフさんに失礼!!
何事も今出せる力、それ以上を出す!!


20代は怖れを知らず、何もかもがむしゃら、30代は全部はいっぺんに出来ないから、音楽漬けの日々でした!!
o(^▽^)o

そして、40代に入った今は頂いたお仕事を心を込めてやらせてもらっています。
m(_ _)m

今年の5/21で25周年目に突入します!

これからまたどんな出会いがあり、どんな作品や役に出会えるのか、とても楽しみです。

今が1番幸せ。

日々精進。

ありがたや。
(*^_^*)