味噌って、本当に放射能を除去してくれるの? | 健康食生活

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味噌は放射能物質を除去する効果があると言われています。

「長崎原爆体験記」によると、

太平洋戦争末期に広島、長崎に原爆が投下され、
放射線被ばくにより多くの方が亡くなったり、後遺症で長く苦しむ人がでることになったそうです。

その後の原爆後遺症の調査の結果、
「味噌を食べていたので原爆後遺症が軽症ですんだ」という報告があったそうです。

具体的には、長崎に原爆が投下された時に、
聖フランシスコ病医院長であった秋月辰一郎博士の書かれた「長崎原爆体験記」第9巻によれば、
味噌汁および塩をたっぷりつけた玄米おむすびを食することで被ばくした人達が原爆症を発症せずにすんだという記録が残されています。

この秋月先生のレポートのおかげで1986年のチェルノブイリ原発事故後、
ヨーロッパへの味噌の輸出量が7倍になり多くの方に食されるようになりました。

これに関して、広島大学原発放射能医学研究所・癌部門の研究で、2つの実験が行われました。

1つは、実験用マウスを味噌を混ぜたエサを含むものと含まないものに分けてそれぞれ、
異なるエサを与えて放射線を照射した結果、味噌を与えていた方のマウスに放射線防御作用があったというものです。
(小腸鼓膜の放射線による障害を回復させる効果があるとされている。)

もう1つの実験は、放射性同位元素のヨウ素131とセシウム134(チェルノブイリ原発事故で漏れ出たもの)をマウスに投入し体内からの排泄実験を行ったものです。
その結果、味噌を与えていたマウスの方がヨウ素及びセシウムの体外排泄が行われていたということです。

具体的には、味噌のどの成分がどのように働いて放射能を防御するのかは科学的に解明させていません。

しかし、広島大学原発放射能医学研究所・がん部門の伊藤明弘教授によれば、味噌の成分には体の代謝を活性化する作用があることと免疫細胞を活性化する作用があることが上記の実験で明らかになったそうです。

長々となってしまいましが、簡単に言うと味噌は放射能を除去する効果があるという事と、代謝や免疫細胞を活性化する作用があるということです。

是非、健康は体づくりの為にも、お味噌を召し上がってください。

(引用文献:日本図書刊行センター「日本の原爆記録」、伊藤明弘「放射性物質を除去する味噌の効果」みそ健康ずくり委員会「みそサイエンス最前線」1999年、p1-5)