市販惣菜、ポテトサラダで大腸菌O-157による食中毒が発生しました。

以前、カイワレ大根で大規模食中毒事件の原因となった、O-157

腸管出血性大腸菌と呼ばれる、極めて毒性の高い大腸菌、いつどこからでも

私たちが日常食する、食べ物を通じて侵入することが改めて認識させられてます。

 

そこで、市販のポテトサラダを使い、大腸菌群を家でも調べられる。という

コンセプトで、実際やってみました。

 

用意するものは

サンコリ大腸菌群検出紙(Xタイプ)この商品は大腸菌群更にその中から

O-157などが属する、E-coli 大腸菌も特異的に検出が可能となっているもの

にして、大腸菌群がもし出たら、E-coliの確認も行うことにしています。

検体(ポテトサラダ)を入れる、サンパック、検体作製用生理食塩水

準備はこれだけです。

ポテトサラダです、某スーパーの総菜コーナーから買ってきたもの。

検査は

ポテトサラダを少し採取します。このさい採取するスプーンは

あらかじめ、熱湯で消毒しておきます。

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採取したらサンパックに入れる。

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その上から生理食塩水を入れる、

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これが検体となります。

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この検体に大腸菌群検出紙を入れて、検体を吸着させます。

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上部のミシン線から上を切り取ります

この上から下の部分で1ml概ね吸着します。

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上から検体名を書いて

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培養します、36℃-24時間、画像のような恒温器のない家庭では

室温でそのまま48時間置いておけば結果はほぼ同じです。

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24時間後、見てみましたが、幸いこのポテトサラダには

大腸菌群は検出されませんでした。

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もし 大腸菌群がいた場合は

このように、青いコロニーが出現するんですね。

更に紫外線照射によって

蛍光発色したコロニーがあれば、それがE.coli 大腸菌群ではなく、大腸菌

と判定することができますね。

青いコロニー=大腸菌群

蛍光発色コロニー=大腸菌

 

このように、サンコリ検出紙は、誰でも簡単に菌の検査のできる

製品です。

サン化学株式会社 公式サイトhttp://suncoli.com/