黄色ブドウ球菌による食中毒は、この菌が主として食品中で増殖する際、代謝産物として
産生するエンテロトキシンと呼ばれる毒素を摂取することで発症する。
発症は喫食後比較的短時間で症状が現れ、3時間ぐらいが頻発する潜伏期間である。
一旦、発症すれば激しい嘔吐、悪心、下痢も見られるが、その予後は良好で24時間以内で
ほぼ回復する。
しかしながら、このような黄色ブドウ球菌食中毒を出してしまえば、その事業所にとって
信用失墜は免れられず、さらに信用の回復には相当な時間と努力を要する。
そこで、黄色ブドウ球菌による食中毒発生予防と混入の目安として、黄色ブドウ球菌用
検出紙がある。
公定法のマンニット食塩寒天培地とブドウ球菌検出紙上の黄色ブドウ球菌の
コロニーの比較
特徴として、公定法では48時間培養を要するが
検出紙は24時間培養でこのような結果を得ることができます。
スタンプ培地同様、多くのユーザー様から好評いただいております。
サン化学株式会社http://suncoli.com/

