時期的に食中毒の発生しやすい季節です。
食中毒の予防は、まず 原因菌やウイルスを付けない、増やさない、死滅させる。
の3点に尽きるわけですが、まずは付けないのが肝要でしょう。
そのためには、やはり一番の操作は 手洗いではないでしょうか。
しかし、手を洗っても、果たして本当にきれいになったか?
やはり目ではわかりません、汚れは落ちても、菌はどうか....
そんな時、簡単に手洗い状況を把握できるのが、スタンプ培地というものです。
左は、手を洗う前にそのまま、スタンプ培地に指と手のひらをスタンプ
右は、手を水でよくこするつけて洗い流した後、同様にスタンプ
さすがに、何もしていないと、こんなに菌が付着してるのがわかりますが
水で流し洗いでも、ある程度菌は落ちてますが、まだまだ付着してます。
左は手を石鹸でよく洗った後の状態、更によく菌は落ちていますが、
まだ若干残っているのがわかります。
右は、石鹸で洗った後、更にアルコールでよく消毒した後です
ようやく、きれいに菌が落ちたようです。
以上のように、手洗いは石鹸とアルコールと併用することで
完全に洗い落せることがわかりましたが、
まだまだ、安心できません。
もし、手をふきとる、タオル等が汚れていたら
せっかく洗った手がまた汚れてしまいます。
手、指の衛生は、それ自体のみならず、
タオル等の衛生管理も重要なんですね。

