WWOOFについて | SUN's cafe

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前回紹介したWWOOF(Willing Workers On Organic Farms)についての補足。
WWOOFとは前述のとおり、農場での労働力と引き換えに食事と宿泊施設が提供される制度で、作業時間は農場によって異なりますが一日およそ5~7時間働くことが一般的です。
日本でWWOOFというとオーガニック農業やライフスタイル、あるいは田舎生活に関心のある若者が農家を訪ねるイメージがありますが、オーストラリアでのWWOOFには日本と少し異なる側面があります。

オーストラリアでは30歳までの若者が1年間オーストラリア国内で旅行しながら働くことを許可する「ワーキングホリデービザ」の発行に対し非常に積極的。さらにワーキングホリデービザをもう1年延長することもできます。それが「セカンドワーキングホリデービザ(以下、セカンドビザ)」。このセカンドビザを取得するためには、政府が指定する一定の地域(農鉱業が盛んな地方であることが多い)の農場や鉱山において有給で働くか、またはWWOOFを行う必要があり、一箇所あるいは数箇所の場所で働くいずれの場合も、時間にして計88日分働いたことを雇用主によって証明される必要があります。

有給で働く場合、宿泊所や食事は自己手配をするのが一般的で、作業によっては雨天中止されることもあるため、割に合わないことも。一方、WWOOFは無給ですが食事と宿泊先が確保されるため、セカンドビザを取得するにあたってWWOOF農場で働く若者も少なくありません。
実際、セカンドビザ発行対象地域の農場ではビザ目的で働く若者が多く、とくにオーガニックには興味がないという人も多数。また(当然の結果と言えるかもしれませんが)受け入れ農場もセカンドビザ目的で無給で働いてくれる労働者を利用している側面があり、オーストラリア農業を影で支えている労働力とも言えるでしょう。