2晩続けてトラ猫トラニャが腕の中に来た。
黒猫クロが死んでもうすぐ3年。
シャムが死んでもう2年以上たつ。
トラニャはわが家ただ一匹の猫として、
思うままに振る舞えるはずだ。
それなのに、トラニャはなかなかベッドで
わたしにくっつくことができない。
寒い冬の間は、ふとんの中に入って来ていたが、
暖かくなるにつれて、また以前と同じように
わたしから離れるようになった。
わたしの側は先輩猫たちの縄張りで、
トラニャは立ち入ることが許されていなかった。
そのタブーが、ずっと続いていたのだが、
ようやくトラニャが束縛を逃れる時が
来たのだろうか。