とっても簡単な実験ですが,面白かったのでご紹介。

 

綾鷹(525ml×24本入)【2shdrk】【綾鷹】[お茶]

 

ペットボトル飲料って3種類のプラスチックから出来ていますね。


 

本体はPET(ポリエチレンテレフタレート)

蓋は高密度ポリエチレンとポリプロピレン

ラベルはPS(ポリスチレン)など

 

蓋やラベルは本体よりは少し柔らかい素材で,

蓋がしっかり閉まるように

なっているそうです。

 

本体,ラベルを細かく切って水に入れると

 

本体とラベルは沈み,蓋だけ浮いています。

 

これに塩を加えてかき混ぜます。

本体は沈んだままですが,ラベルは浮いてきます。

 

つまり,最初に水に浮く蓋を回収し,

塩を入れて浮いてきたラベルを回収すれば

PETだけが残り,分別できるというわけですびっくり

 

これは比重の問題で,それぞれの比重は

PET(ポリエチレンテレフタレート)1.38~1.39

PP(ポリプロピレン)0.90~0.91 

高密度ポリエチレン 0.94~0.97

PS(ポリスチレン)1.04~1.07

 

なので順に並べると

 

本体> 塩水 > ラベル > 水 > 蓋 

 

となり,よって蓋は水に浮き,

ラベルは水には沈むけど塩水には浮き,

本体は塩水にも浮かない。 となるんですね。

 

色々なプラスチックの密度をしらべてみました。

 

赤線が飽和食塩水の密度1.2,青線が水の密度1.0です。

こうやってみるとこの間に入るのは

ポリスチレン,ポリメチルメタクリレート(アクリルの一種)

くらいのようです。

この他にナイロンなどが当てはまるようです。

 

ペットボトルでは丁度良く分別に使えるんですね。

 

調べてみると蓋やラベルは「ポリエチレン」としているサイトも

ありました。

ポリエチレンの比重は1以下なので,ラベルも一緒に水に浮かぶ

商品もあるのかもしれません。

 

ハサミ 実験の際の注意 鉛筆

 

材料を水に入れると,水に溶けていた空気が材料にくっついて

本来沈むものが浮いてしまうことがあります。

かき混ぜれば次第に取れますが,一度沸騰させて

空気を追い出すとやりやすくなります。

 

 

以前作ったアート作品。

夏は水を使った実験が楽しいですね爆  笑