当社では中小企業への管理会計の導入コンサルティングを行っています。

 

管理会計とは会計数字を会社独自に活用していこうということを言います。

 

 

 

では、組織としてはまずどこからスタートをしていけばいいのでしょうか?

 

ビジョンの共有?目標設定?

 

どれも正しいと思いますが、当社では会議の運営からスタートすることから進めております。

 

 

 

 

会議の運営の定着には一定の時間がかかります。

 

会議を始めても最初は色々な問題が出ます。

 

 

 

会議に参加する気がない人。

 

ネガティブな意見しか言わない人。

 

会議だからといって遅刻をしてくる人。

 

とりあえずその場だけの発言をする人。

 

意見を言わない人。

 

 

 

最初は会議の運営はなかなかうまくいかないでしょう。

 

中小企業では会議を行っていないケースがほとんどなのでこのような問題が出るのは当然です。

 

今までやっていなことをやるのですから当然です。

 

 

 

まずは一方的になりますが、情報を伝達することからスタートをしてみましょう。

 

情報をしっかり受け止めてくれるようになったらその情報に対する感想を聞きましょう。

 

感想が言えるようになったら独自の意見を聞いてみましょう。

 

どこかで大きなつまづきがあるかもしれませんが、会議が心理的安全性が担保された状態で、データを元に話し合いが行われるようになるまで改善を続けていきましょう。

 

 

 

気をつけないといけないのは、最初から高度な内容を求めてはいけないということです。

 

情報を伝えるのも難しいのであれば一定時間だけ雑談をするというところから始めないといけないかもしれません。

 

いきなり「会社のためになる意見を言ってくれ」と言っても言いません。

 

言いたいと思っても言えないのです。

 

「こんな意見を言って恥をかかないかな?バカにされないかな?怒られないかな?」

 

こんな風に考えている状況でスタートをするのですから。

 

忍耐が必要になりますが着実に一歩ずつ進めていきましょう。

 

 

 

会議を行っていない会社の方に多い意見が「会議なんて意味がない」という意見です。

 

一方、会議を導入した会社の方に多い意見が「(面倒だけど)会議は非常に大事」という意見です。

 

会議と聞くとひたすら黙って説教を受けるようなイメージが多く、このようなスタイルの会議(会議とは言えないと思いますが)だと意味がありません。

 

会議は、現状の把握した上で、みんなの頭を使って、何をすべきか、何ができるのか、誰がやるのかなどを話し合うことを言います。

 

簡単にいうと「みんなで協力して仕事をしよう」ということ。

 

会議という言葉から難しさを連想してつまづかないようにしましょう。

 

 

 

ちなみに組織としては会議の運営からスタートをすることを進めていますが、経営者の方には数字による現状の把握とビジョンの作成などを最初の1歩目(すいません、2つあるので2歩になっていますが)を一緒に行っていきます。

 

ビジョンなどの会社の理想像や価値観の明確化、売上や利益など現状の数字的な把握は非常に重要です。

 

会議を行って会社にまとまりが出始めるとこれらを共有することを初めていく段階になります。

 

実際にはこれらは同時に行っていきますが、ビジョンなどが受け入れらるのは会議を通じてチームとして機能をし始めてからがほとんどです。

 

 

 

実務上は会社によってやるべきことや始めることに違いが出ますが、会議を行っていないのであればまずは会議からスタートをしてみてはいかがでしょうか?