中小企業と大企業ではどのような違いがあるのでしょうか?

 

 

「大企業はお金がある」

 

「大企業は人材が豊富」

 

「中小企業は、独自性が強い」

 

「中小企業は、個性的」

 

 

色々な意見が出ると思います。

 

大企業は中小企業より「人・モノ・金」という経営資源が豊富で、中小企業は大企業にはないユニークさで勝負をしているという感じになるでしょうか?

 

ここについては全く異論はありません。

 

今回取り上げたいのは、情報量とその質についてです。

 

大企業と中小企業の大きな違いとして「情報=経営上のデータが」を上げることができます。

 

 

以前の記事で管理会計について説明をしました。

 

管理会計は、基本的には大企業を中心に発展をしており、大企業に利用をされています。

 

 

大企業では、経営判断をするときに様々なデータを元に判断をしています。

 

データとは、顧客別や地域別などの売上データから在庫管理データなどのことを指します。

 

それは経営者などの会議から現場の会議まで広く浸透していることが多く、大企業の方はそれがごく当たり前になっているためそのすごさについては理解ができません。

 

 

一方、中小企業では社内のでデータの蓄積がない場合がほとんどです。

 

あるとすれば税理士先生に作成をしてもらった決算書のみという会社も少なくありません。

 

月々の試算表や資金繰り表などを作成しているケースも稀です。

 

 

 

会社のデータがないといことは、現場の状況を数字で把握することができないということになります。

 

 

 

中小企業でデータの蓄積がなされていない理由は様々ありますが、一番は必要性を感じていないという点でしょう。

 

システムなどが完備されていないというケースもありますが、データの蓄積はエクセルファイルのような簡単な形式でも管理ができるのでやはり必要性を感じていないというのが一番だと思います。

 

実際に管理会計について説明をして「うちではできない」「必要ない」という回答をいただくことも多く中小企業で導入するハードルは低くはないと言えるでしょう。

 

 

データによる判断ができないと何が起こるのでしょうか?

 

 

色々とありますが、問題を正確に把握ができない、勘に頼った経営判断しかできない、無駄が発生していることに気がつけない、変化に対応できない、などがあります。

 

 

定期健康診断などで考えるとわかりやすいと思います。

 

定期的に体の状態をチェックしているから、体重の異常値などに気がつくことができ、「運動不足かな?」「食べ過ぎかな?」と改善点を考えることができます。

 

 

 

まずは経営者が現場データの必要性を感じて理解をすることから管理会計の導入はスタートします。