当社では、ビジョンの確認や明確化などからコンサルティングをスタートさせます。

 

要するに経営者の方に「5年後にどのような状態になっていたいのか?理想の状態はどのような状態か?」を確認していきます。

 

このビジョンが意外と不明確な経営者の方が多いのです。

 

今回はこのビジョンについてです。

 

 

ビジョン・戦略・戦術の順番に!

 

経営者は日々の売上や資金繰りに追われています(これは当社も同じ!)。

 

よく経営者には休みがないと言われていますが、一見のんびりしているような人でも毎日資金繰りなどを考えていてい、本当に休まるということがないという意味でもあると私は思っています。

 

 

これらの売上や資金繰りは非常に短期的なことです。

 

 

これらの短期的なことに追われて長期的な視点が持てないという方が多いので、ビジョンが不明確という方が多くなっています。

 

私のクライアントでも、「今が大変で、10年後なんて想像できない!」とおっしゃってた方がいます。

 

しかし、ビジョン=会社の理想の状態がわからないと、長期的に何をすべきか、短期的に今日何をすべきかが決まってきません。

 

経営者の方がわからないのですから、そこで働いている従業員はもっとわかりません。

 

 

例えば、現在1店舗の飲食店をやっているお店が5年後には10店舗・10年後には30店舗というビジョンを掲げるのであれば、どのように店舗を増やしていくのか・どのようなことをしないといけないのかを考えることができます。

 

これらを考えることによって、今年・今月・今日やるべきことが決まってくるのです。

 

逆に、現在の1店舗の収益性をあげたいとか、売上は横ばいでもいいから提供するメニューを高品質にしたいとなればまたやるべきことも変わってくるでしょう。

 

 

ビジョンが決まれば、長期的な戦略が決まり、長期的な戦略が決まれば短期的な戦術が決まってきます。

 

逆に言えば、ビジョンがなければ戦略は決めることができないし、戦略がなければ戦術も決めることができないということです。

 

 

そうすると、とりあえず昨年または先月ぐらいの売上を・・・となり、日々の仕事は無味乾燥なものに変わってしまいます。

 

 

 

ビジョンは売上目標だけではない

「うちは儲けよりお客様への貢献を考えたい」
 
 
ビジョンで具体的に数値化をしましょうというとこのようにおっしゃる方もいます。
 
 
ビジョン作成の目的は、会社の理想像を明確化することにあります。
 
 
売上や利益ももちろん含まれますが、その中にはそのほかにも顧客サービスの状態や商品の品質なども含まれてきます。
 
 
ただし、「高品質な商品を提供したい」というだけではあまりにも抽象的です。
 
高品質を表すことができる数値を用いて表現をすることによって、現場との差異を認識することができるようになります。
 
 
またビジョンという理想像と現実の数値(売上など)が相反してしまいどちらか一方しか選べないという方も非常にたくさんいらっっしゃいます。
 
 
しかし、ビジョンと数値、理想と現実は連動をしています。
 
 
 
それらを両輪として会社は成長をしていきます。
 
場合によってはどちらか一方に寄ってしまうこともあるでしょう。
 
 
しかし、寄ってしまったらまた修正するということを繰り返しながら、ビジョンの実現を目指す必要があります。
 
 
 
ビジョンは会社で働くすべての人・協力してくれる会社にとって、向かうべき方向性を示す重要な羅針盤になります。
 
考えるのは楽ではありませんが、楽しみながらまずは5分だけでも時間をとって取り組んでみましょう。