当社のコンサルティングは、経営者の方・従業員の方と会議を行い進めていきます。
他の記事でも書きましたが、中小企業では会議自体が定着していないため、まずは会議を行うことを常態化し、その後会議の質を高めるようにしていきます。
この段階で使う時間は、会社によって異なります。
会議がすんなり定着する会社もあれば、なかなか定着しない会社もあります。
会議を定着させていく過程で行うことがもう一つあります。
それは「従業員ヒアリング」の実施です。
「なんだ、そんなことか・・・」と思う方も多いでしょう。
当社のコンサルティングは、会議を行う・記録をつける・ヒアリングをするなどごくごく当たり前のことを行なっていきます。
全く知らない手法を教えてくださいという方からすると、「なーんだ、そんなことか」ということが多いでしょう。
しかし、会社がビジョンを作るとか、会議を開くとか、記録を取るとか当たり前のことができていない会社がほとんどです。
逆にいうとできている会社はどんどん組織として強くなり、大きくなっていきます。
中小企業には中小企業として留まっている理由があります。
これらのこともその一要因と言えるでしょう。
■ヒアリングを実施して現場の声を吸い上げる
従業員の方にヒアリングをする理由は2つあります。
それは・・・
1、会社の問題点や課題点を見つけること
2、会社の考えを伝えること
の2点です。
1、会社の問題点や課題点を見つけること
2、会社の考えを伝えること
従業員の方にヒアリングをする理由のもう一つは、会社の考えを第3者から伝えることです。
中小企業では、経営者の方と従業員の方との距離が近いがゆえに約束が反故にされたりすることが少なくありません。
従業員の方は、経営者の方が何か新しい良いことを言っても「本当かな・・・」と疑ってしまうことがあります。
第3者から「会社はこのようなことをしようとしている」と伝えることによって、「今回は違うのか・・・?」といつも違う感覚を持ってもらえるようになります。
■全ての声に回答をする
「ヒアリングなんかしても、どうせできもしないことを好き勝手に言うだけだから意味がない」
多くの経営者の方は、このようにおっしゃいます。
確かにヒアリングをすると「そんなことを言うのか・・・」と思ってしまうほど、幼稚な意見も出てくることもあります。
しかし、大事なのは従業員の声を聞いて全てに回答をすることです。
全てに応える必要はなく、できないことであればできないとはっきり回答することが大事です。
給料を倍にしてほしいと言われてもほとんどの会社では対応できないでしょう。
回答をせずに放置するのではなく、「できること」と「できないこと」をしっかり回答をするようにします。
一番良くないのは「言ってもどうせ何もしてくれないから意見なんて言わない」という状況を作ってしまうことです。
この状態になってしまうと経営者と従業員は完全に分離をしてしまい、会社が機能しなくなってしまいます。