ビジョンと聞くとどのように感じるでしょうか?

 

有名経営者が使う言葉?先進的な会社が使っている言葉?ただの飾りの言葉?

 

今回はこのビジョンと日々のお仕事との関係を考えていきたいと思います。

 

 

ビジョンとは?

ビジョンとは、将来(のある時点で)の具体的な理想の状態を表している言葉です。

 

簡単に言うと「10年後はうちの会社はこうなっているぞ!」という目標のことです。

 

実際に作る時には、売上からビジネス構造、従業員の人数まで多岐にわたる項目について詳細に具体的に作り込みをしていきます。

 

将来こうなれたらな・・・という抽象的な言葉ではなく、より具体的に数値化された目標値ということができます。

 

ビジョンという単語の特徴なのか、抽象的な、宗教的なイメージを持つ方が多いのですが、将来の状況をより具体的に表したものがビジョンなのです。

 

 

ビジョンと日々の仕事との関係

ビジョンの説明をすると「将来のことなんてわからない」「数値化なんてできない」「今のことを考えるので精一杯」と言い返されることが多々あります。

 

ビジョンは、現在やるべきことが正しいのか、明確なのかを測定するためにも必要なのです。

 

例えば、「オリンピックで金メダルを取りたいな」という人はどのような行動になるでしょうか?

 

選考基準などは詳しくないのであくまで具体例ですが、「3年後のこの大会で優勝する必要がある」「特定の技術を身に付ける必要がある」「日本人は小柄なのでスピードを活かす必要がある」と考えたとします。

 

すると、「オリンピックで金メダル」というビジョン実現のために、「3年後の大会で優勝」「スキルアップ」「スピードを活かす」という中期的な目標と戦略が生まれてきます。

 

今度は、スキルアップをするためには何が必要か?スピードを活かすためには何が必要か?を考えて、月単位・週単位・日単位の練習内容が決まってきます。

 

そして進捗を追って、練習内容を変更していきます。

 

これらを日々続けることによって、ビジョンの実現がもたらされるということになります。

 

ビジョンを明確にしないと、日々行っていることが正しいのか、足りているのか、何をやればいいのかがわかりません。

 

つまり、「ビジョン⇒戦略⇒短期目標⇒日々の業務と管理」というつながりがあることがわかります。

 

「目の前の仕事で手一杯」「日々の仕事で忙しい」という方ほどしっかりビジョンを考える必要があります。

 

しかし、これがなかなか伝わらない。。。

 


 

両輪が必要

ビジョンの重要性を説明してもなかなかビジョン作りに手を付けてもらえません。

 

理想より現実、長期より短期、右脳か左脳となりがちな方が多く、どちらか一方を選んで、もう片方を切り捨ててしまう方が非常に多いのが事実です。

 

時と場合によって、どちらかに寄ってしまうことがあるのは当然です。

 

トラブルが続いて今は目の前のこと(短期)に意識が集中している・・・このような状況はあって当然でしょう。

 

しかし、どちらも必要なことであり、どちらもしっかり活用をしていかなければなりません。

 

短期的なこと、日々の売上・現実的な目の前の問題などは意識しなくても意識をできてしまうので、もう片方側をしっかり意識をしていかなければなりません。

 

ビジョンは、意識をしていないとすぐに置き去りにされてしまいます。

 

まずは必要性を認識して対応をしていく必要性があります。

 

 

 

ビジョンを描けない?

ビジョンを描けない方は、制限を設けていることが原因となっていることがあります。
 
結局大きなことを言っても実現できないから、できることから考えるようなってしまい、結果的として10年後にできることなどわからないからビジョンが描けない、というものです。
 
将来はわからないからこそビジョンを描く必要があります。
 
また現在できることから考えてしまうとビジョンと呼べるものは出来上がりません。
 
できるとか、できないとかは考えずに作る必要があります。
 
またそれでもビジョンの片りんも浮かんでこないのであれば、現状に満足しているかから考えてみましょう。
 
「今の会社の状況がずっと続いても全然満足です!」とならないのであれば、どこに不満があるのかを考えてみましょう。
 
「従業員が自発的ではない」という不満がわかれば、理想の状態の一つとしては「従業員が自発的に動いてくれること」ということがわかります。
 
「売上が足りない」という不満がわかれば、理想の状態の一つとしては「売上●●円」ということがわかります。
 
従業員が自発的に・・・というフレーズは、抽象的なのでもっと具体的にする必要がありますが、現状の満足・不満足から考えてみると良いでしょう。
 
 

ビジョン作りを楽しむ

色々と説明をしてきましたが、とにかくビジョン作りを楽しみましょう。
 
将来こうなったらいいな、という思いをより具体的に考えてみましょう。
 
宝くじ1億円が当たったら何に使おうかな?って考えたことはありませんか?
 
1億円あれば大抵のものは買えるので、ニヤニヤしながら妄想を膨らませませんか?
 
ビジョン作りも一緒です。
 
肩肘張らずに妄想力全開で考えてみましょう。