私は現在、年下の彼女と一緒に暮らしている。

共に暮らし始めて日はまだ浅いが、もしギャンブル依存の借金持ちだった段階ではとても同棲には踏み切れなかっただろう。


知人が長い間付き合っていた彼女と結婚するつもりだったが、彼女が借金していてそれを返済し終わるまで結婚はちょっと…、となっていた話を聞いたことがある。

結局、先延ばしにしている間に険悪になり別れたという話だ。

この話を聞いた当時は私は同棲していた彼氏がいたが誰とも結婚するつもりもなく彼氏も私もギャンブル依存のうえ借金持ちだったので、大変やな…と思って聞いていた程度だった。(お前ら(私と元カレ)の方が人として大変な状態だよ


まともな人間なら借金がある状態での結婚、これから先を他人と共に生きていく状態は選ばないということなのは今ならよくわかるのだが。

一人ならともかく人と生活するなら借金ある状態って迷惑にしかならないんだよね。


私の場合、今の恋人が同性なので結婚は日本の法律ではできないのだが、同性でもパートナーシップ宣言できる自治体があるので同棲するにあたり宣言をした。

パートナーシップは結婚ではないけれど、まあ、結婚みたいなものだと思う。法による制約がないだけで。誰かと生きていくと決めたという意味では何も変わらない。


同棲前は同性同士のシェアハウスとかよく聞くしいけるだろと軽く考えていたが、探してみると実際そうでもなかったのだ。

家族か婚約状態の間柄でなければ一緒に住むことを許されない賃貸が多かった。

今住んでいるマンションも不動産にどういう関係なのか困惑したように聞かれ、恋人だがパートナーシップ宣言をすれば大丈夫か尋ねた。

あまりそういったケースはないのか、自治体が認めているなら良いですが…多分…大家に聞いてみます…という感じで、大家からの承諾がおりるまではかなりソワソワとした。


私がもう一つソワソワとしていた理由としては、私名義で借りる際に収入などは問題ないが過去の借金などで保証人会社(最近は家族などの保証人を立てるのは無しで保証人会社と契約しないとダメなケースが多いのだそうだ)が断ってくるのではないかということだった。

調べたら消費者金融関連の信用情報とは違うらしい?(確証はないです)のともう借金完済してから2年は経つので仮に調べられても問題はないはずなのだけれども。

まあそれでも過去にやましいことがあった身としては気にしてしまうわけで。


引っ越しや家を借りるのにかかる費用、諸々で出て行くお金をポンと出せる財力があったことが本当に自分としてはすごいことというか…、ギャンブルやめててよかった…と実感した出来事だった。


貯金どれくらいある?という話になった時、私よりそこそこ年下の彼女の方が貯金が多かったのはやっぱりショックだった。収入は明らかに私の方が多いし勤続年数も長いのに…。

まあ、普通に生活してたらそうなんだよな、そのくらい貯められてて当たり前なんだよな、と過去の自分を殴りたくなる。

ありがたいことに私は親が子供の頃からのお年玉やお祝いで貰ったお金を全て貯めてくれていて、それで貯金はかなり上げ底されている。

しかし、お母さん、ギャンブル依存の頃にこの貯金を私に渡さないでくれてありがとう。(借金していたことは絶対言えないので伝えることはできないが…)親には足を向けて寝られない。


彼女には借金していたことまでは話していないが、ギャンブル依存で貯金が本当になかったこと、今は多少あるけど貴女よりは少ない…と告げた時の情けない気持ちでいっぱいだった。


彼女には「うーん、それは、過去のパチンカスだった自分を恨むしかないね照れ」と言われてしまった。


まあ、それでもさして気にしてない様子だったので、ありがたいなあと思うのと同時に、貯金少ないのは自分のせいだし金の面で苦労はさせないように年上らしく多少多めに生活にかかるお金を出すようにしている。

契約や引き落とし系の類は私の口座からしているが、やはり半分は出したほうがいいと思うからと生活費はほぼ折半しているのが現状。


同棲してから彼女が仕事をやめたりとの出来事もあり、もし転職先決まらなかったら…という状態の時、「やめたかったらやめていいし働けなかったらその時はその時でいいよ。私の稼ぎでもなんとかなるし…多分…」とおよび腰ながらも言える程度の人間にはなれたことが素直に嬉しいと思う。


彼女はびっくりするほど金に慎重な人で、こわいからという理由でクレカすら持ったことがなかったそうだ。

最近初めてクレカを持ち、ほんの数千の買い物をしたが「こんな簡単に買えちゃってこわいねショボーン」と言っているのが元債務者としては眩しすぎた…。

どうかそのままでいてくれと思う。

が、どう考えても私の500倍はお金に関しては安心な人間なので私が心配するまでもなく大丈夫だろう。


そんなこんなで今現在、かなり穏やかな生活を送れているのはギャンブルをやめたおかげがかなり大きいと思っている。


ギャンブルしていた頃はどうしてもイライラピリピリとしていて、当時の彼氏とは喧嘩も多かった。今はもう元カレとは長い間苦楽を共にした仲、というのもあり長年の親友のような血の繋がりのない兄妹のようなそんな感覚だ。


ギャンブルをやめた付近も当時の彼氏との共依存があったり、やめられたきっかけでもあり反動でもあるネット依存になった時期友人からの依存…、依存に振り回されて生きてきた部分もあるけれど、この辺りのことはエネルギーがあるときに書けたらなと思います。(思い出すだけで半端なく疲れるので)


とりあえず今は、平和でおだやかで、幸せだなあと思える日々を送っている。

そしてこの幸せはギャンブルに手を出したら必ず崩れることはわかっているから、もう手を出すことは二度とないと誓って言える。