枚方市の村治奏一さんのコンサートの後急いで京阪電車特急に乗って北浜へ🚃

橋本幸枝さんのベートーヴェン•ピアノソナタ全曲演奏シリーズの第9回•最終回


後半の第6回から8回までは大曲をスタンウェイのフルコンで演奏したいという事で会場をプチエルに移していましたが最後はいつものヒビキミュージックサロンリーブスです。


今日は休憩なしで一気に30番、31番、32番を演奏し、その後親睦会(質問コーナー、ルーレットでウィーンのお土産抽選会、各々の写真撮影など)を行うという事です。


29番からの4曲の最終楽章はフーガ、変奏曲、フーガ、変奏曲で終わる事に注目して聞いて欲しいという事です。


橋本幸枝さんのお話と幸枝さんが書いた解説本によると30番はピアノソナタの中でも最高傑作なのではと言われる曲で1、3楽章はベートーヴェンが書いたとは思えないロマンチックな曲で特に3楽章の主題はショパンを思わせる美しい旋律。


31番はベートーヴェンの信条である「苦悩から歓喜」がピッタリ当てはまる大きな感動をもたらす作品。

3楽章は嘆きの歌からフーガ、また嘆きの歌からのフーガで力強く勝利を高らかに響かせる。


32番は2楽章からなり、ハ短調とハ長調。

神と人間、生と死、運命と受容、地獄と天国のような対照的な2つの命題が描かれている。

ベートーヴェンの音楽人生の究極の答えだったのではないか、と解説されました。


厳かな終楽章が終わりました。

32番の3楽章まで全曲弾き終わった後の橋本幸枝さんのやり切った姿に皆さん感激していました。

またこの32番を弾き終わった後に弾く曲は無いという事でアンコールは有りませんでした。


32曲の全てをちゃんと覚えてる訳では無いが一年かけて全曲聴いた経験や思い出は特別なものになりました!

ありがとう橋本幸枝さん!

ありがとうベートーヴェン!


次回来年の全曲シリーズはシューベルトです。

今回の様にベートーヴェンの全曲だけを順番通りに演奏するのでは無く、シューベルトのピアノ曲を軸にして、色々な別の作曲家の曲もプログラムに混ぜながらのものになるそうです。

次回からは自主公演になって会場もグランフロントスタンウェイルームの開催に変わります。














ベートーヴェンシリーズ全9回コンプリートのプレゼントのCDとお土産抽選のチョコ

ベートーヴェンの栞もあって、それが欲しかったが先に抽選当選者に取られてしまった。