母のコーチング | ダンスインストラクターsayaの日記

ダンスインストラクターsayaの日記

大好きなダンスを通して、皆様のココロとカラダの元気、活力、健康をサポートしたい。

スポーツクラブだけに留まらず、2020年からはオンラインレッスンを始動❣️
ワクワクする企画やレッスンの情報案内をするブログ


ママ、パパ、または子どもと関わる方全てに質問します。


小学3年生(8歳)の一人娘。


ある習い事に熱中していて、毎日のように練習に励んでいます。


本人が夢中になって、目標を持って、自ら「やりたい!」と言った習い事。


4歳から始め、この年、「選抜クラス」に進級し、全国大会を目指して頑張っていました。


ある日から、娘はどことなく足取りが重い様子。


母は、いつものように終了時刻に迎えに行き、様子がおかしいと、車内で話かけます。


何を聞いても

「うん。」

「ううん。」

「大丈夫。」

しか答えません。


数ヶ月後、いつものように車内では口数の少ない娘。


帰宅後、荷物を片付けながら、娘が小さな声で言いました。


「もう、習い事に行きたくない。

もうやめたい。」


娘の顔を見ると、顔を真っ赤にして、目に涙を溜めて、今にも泣き出しそうです。


「そっか…。行きたくない、やめたいんだね。

何かあったの?あんなに楽しいって言ってたのに。」


母はそう声をかけました。


娘は、体を震わせながら、

「みんなに仲間ハズレにされるの。

話しかけても無視されるし、休憩時間も仲に入れてくれない…


置いてきぼりにされたり、靴を隠されたり…

それが悲しい。辛い。

もう行きたくない。」


涙いっぱい溜めて、下を向きながら、そう言いました。


もしアナタが保護者だったら、どうしますか?


どんな声をかけますか?


「そんな事があったの⁈何でもっと早く言わなかったの?」


「理由は⁈いつから⁈」


「仲間外れにする子は誰⁈」


「先生はこの事を知ってるの⁈」


仲間外れにした子どもの保護者に電話して、伝えて、話し合う。


先生に報告して、教室内で皆で話し合ってもらう。


どれも、我が子を想う保護者なら、感情的になりますよね…


どれが正解かは、私にもわかりません。


実は、この話は事実、私自身のお話でした。


私の母は、どうしたと思いますか?


上記に書いた事は、母は一切しませんでした。


「そっか。仲間外れにされて辛かったね。淋しかったね。気付いてあげられなくてごめんね。」


と言いながら、私をギュッと抱き締めて、一緒に泣いてくれました。


しばらく2人で泣いた後、母が聞きました。


「早弥香は、バトンが好き?」


「うん。」


「上手になりたい?」


「うん。」


「早弥香の目標は何だっけ?」


「全国大会に行くこと!」


「じゃあ、この習い事は、お友達を作りに行く場所ではないのね?」


「うん。」


「でも、仲間外れにされたら淋しいよね。」


「うん。」


「仲間外れにするような人、友達になりたい?」


「ううん。」


「じゃあさ、早弥香は皆がお話したり、遊んだりしてる間、1人で淋しい~じゃなくて、その時間も黙々と練習して、たくさん上手になって、目標が達成出来るようにしたら?」


「………。」


「いつも先生に言われてるでしょ?

1に練習、2に練習って。

たくさん練習した分だけ、絶対に上手になるって。


早弥香は1人じゃないよ。

お母さん、練習ずっと本当は見たかったんだ。

淋しくなったら、観覧席でお母さん見てるから、そこにおいで。」


「うん‼︎」


その日から、私は1人でも、休憩時間でも、黙々と練習するようになりました。


淋しくなったら、お母さんを見上げ、お母さんが笑顔で頷いてくれると安心し、また黙々と練習しました。


その翌年、私は全国大会に行き、また翌年には全国大会優勝しました。


新しい友達にも出会い、31歳になった今でも親友と呼べる仲間がいます。


母は、本当は、私が練習してる間、買い出しに行ったり、父の経営するお店を手伝いに行ったり、夕飯の支度をしたり、主婦と育児の激務だったと思います。


それでも、娘の為に、平日は4時間、休日は8時間、ずっとそばに居てくれました。


頭が上がりません…


母は、自らが問題提訴し、原因追求し、解決をするのではなく、私に


「考え方をコントロールする。

ネガティブをポジティブに転換する。

目標を意識させる。」


という事を導いてくれたのです。


まさにコーチング。


キッズコーチングでは、これを

「成長のサイクル」といいます。


自立を促し、努力・工夫する事を経験させる。


人に、自分に、思いやりを持ち、自信を持って生きていく。


私は現在、ダンスインストラクターとしてたくさんの子ども達と関わり、成長を支援する活動をしています。


キッズコーチングの知識やスキルを、実体験を元に、今後も伝えていきたいです。




新たな学びを、アウトプットし、世に貢献できるように邁進します。


今後とも、宜しくお願い致します。


早弥香