金曜日、呼吸器内科診察。久里浜眼科の診療情報提供書を携える。主治医の判断:転移なのか副作用なのかは判断できないので、まず眼科の診断が必要と判断、院内紹介。

月曜日、眼科受診、いくつかの検査後診察。眼科医はがん転移による可能性が大きいと診断。まずタグリッソのまれな副作用である「黄斑浮腫」ではない・・理由は黄斑に病変があるわけではなく、別に隆起している病変が見られること。がんの場合はがんの治療で対処するしかない。第一の選択肢は抗がん剤(全身治療)であり、第二の選択肢は放射線だが、放射線はリスクが大きいため勧められない(ただし最新の放射線治療はよくわからないので呼吸器内科に相談するように)と言う。結果、がん治療を続けながら、当面は最もデータの揃っている久里浜眼科において経過観察してはどうかということになった。

火曜日、久里浜眼科の診察で報告。医師も妥当な判断だろうと言う。週に一回横浜市大病院の医師が診察しているので、来月の診察時に(セカンドオピニオン的に)相談することになった。たぶん判断は変わらないだろうけど、ひょっとして何かアイディアがあるかもしれない。

 

ネットで調べてみると「転移性脈絡膜腫瘍」というのがあって、これが一番私の状況に近い。そう多くはないが、肺がんが眼に転移する場合70%がこれらしい。腫瘍(隆起性病変)ができることによって「浸水性網膜剥離」が起きることがあるようだ。

MRIで発見されたこともあるらしいので呼吸器内科で相談してみよう。また先の話だが、タグリッソ(転移に効いていない)から別の分子標的薬に代えてみることも相談してみよう。なお、研究段階かもしれないが「ベバシズマブ硝子体内投与」という治療もあるらしいが・・・。

いずれにしても現段階では生活に困るほどの症状ではないので様子を見ることでいいだろう。