先週から降って湧いたような突然の視力障害・・・

22日に病院に向かう途中の車中で、前方全体がかすんで信号機の文字などが読みにくくなっているのに気付いた。家では「最近老眼が進んだかなぁ」という程度の自覚。25日にやはり病院に向かう途中の車中では22日と同様に見えづらい。

自宅に帰って、片目ずつで窓越しに外を眺めた。右目は異状ないが、左目は全体的に暗い(赤みが減っている?)し、縦の窓枠が歪んで見える。ネットで見ると網膜の異常らしいが詳しいことはわからない。

眼科の診察を早く受けるべきだと思い、今日駅前の眼科に行った。コロナのせいなのかいつもに比べて患者は少な目だ。いくつかの検査、診察、再検査、再診察を経て分かったことは「網膜に水が溜まっている」ということだった。今のところ原因は不明で、造影CTの予約を済ませ、当面薬を服用することになった。

ネットで調べると症状がぴったりの病名が見つかった・・中心性漿液性脈絡網膜症。字の通りで、網膜の外側の脈絡膜から網膜の2層(網膜色素上皮層と網膜視細胞層)の間に脈絡膜の水分(漿液)が流れ込んで水ぶくれ状になっているのだ。網膜色素上皮のバリア機能が低下する原因はよくわからないらしいが、念のため来月造影CTをやることになった。たぶん詳細は不明だろう。

いずれにしても脈絡膜血管の循環障害が元になっていると考えられ、循環改善薬(カリジノゲナーゼ)1か月分を処方してもらった。何もしなくても通常数か月で治るらしいが、薬で早期の治癒を目指す。

高齢者の場合は加齢黄斑変性の可能性、あるいは移行の可能性があるので慎重を要する。しばらくは通院することになるだろう。

 

原因はがん治療の副作用か、まさかのワクチン副反応か、単なる疲れや睡眠不足なのか・・・・