昨日は診察と点滴の日だった。
診察では月曜日の造影CTについての診断・・
なんと・・薬が効いていない。
原病巣、近傍転移、右肺転移、リンパ節転移、胸膜転移のいずれにも改善が見当たらない。
右肺は前回の診断では特に言われていなかった「点々の影」だが、今回連続して同じ場所に見られたので転移が確定したのだろう。
原発巣近傍転移の影は大して変わらないが若干大きくなっているようにも見える。
そこで、早くも次の選択肢を考える段階に入った。
「当面今の治療を続ける」か「薬を変える」かになる。
大して進行しているわけでもないということと、遅効性のテセントリク(免疫CP阻害剤)が効いてくるかもしれないという期待で、少なくとも次回CT検査(1.5か月後)までは今の薬を続けることになった。
薬を変える場合の主治医が想定する第一の選択肢はTS-1という薬らしい。この薬については次回報告する。そのほかにもう一度ジオトリフなどの分子標的薬をやってみるというのがあるが、あまりあてにならないという。
つまりどの選択肢を採用しても効く可能性は20,30%以下なのだろう。言葉は悪いが「下手な鉄砲も撃たねば当たらぬ」という段階なのだろう。そういうことであれば今は寿命の終わりに近づいているということだろう。今年(半年)が大きな分岐点になるだろう。
今朝はパクリタキセルの副作用と思われる嗄声(させい;こえの掠れ)が起きてうまくしゃべれない。たぶん一過性のものだろう。