報道によると京都大学の本庶教授らのチームが、オプジーボが効くかどうかを簡易に判定する方法を開発したという。

オプジーボをはじめとする免疫チェックポイント阻害薬はその効き目の大きさから注目されるが、5人に一人くらいしか効かないとされる。私はこの「効かない」に分類される患者だ。

血液から免疫細胞の一種「T細胞」を採取して観察し、T細胞が元気ならオプジーボが効くというのだ。効果が3か月以上続いた患者25人中24人のT細胞が疲弊しなかったという。またほとんど効かない人はT細胞が疲弊していたという。

 

これってオプジーボ以外のテセントリク等の免疫CP阻害薬にも共通するのだろうか?

またこれまではがん細胞中のPD-L1の発現率によって免疫CPを使うかどうか決めていたが、T細胞の元気度とPD-L1の間の相関はあるのだろうか? PD-L1検査より簡易ということ?

 

私のようなPD-L1検査で適用が難しいとされた患者でも、T細胞が元気なら適用できるというなら朗報だけど・・・たぶん研究対象はPD-L1発現率大の人だろうな。