今日は呼吸器内科の月例診察日だったが、ついでに泌尿器科も受診した。

2017年4月に骨転移が発見され、転移元として疑われたのが肺と前立腺だった。前立腺の影は小さく、腫瘍マーカーも陰性、触診でも問題なく経過観察になっていたが、去年の10月には「1年間隔でいいでしょう」と言われ、今日が1年目再診だ。

腫瘍マーカーのPSA(前立腺特異抗原)は1.984ng/mlで、基準値上限の半分くらいなので陰性判断となり、「また1年後」ということになった。前回までは1から1.5前後だったので若干悪化しているが、これくらいは問題ないと言う。先生は特別何も言わなかったが検査結果のPSA-F/T比という項目に赤線が付いていたので調べてみた。この値が小さいと前立腺がんが、大きいと前立腺炎・前立腺肥大が疑われるとされている。数値は2.5(基準値は2.5)でぎりぎりというところだ。PSAが4.0以上だと、前立腺がん・前立腺炎・前立腺肥大のいずれかが疑われるということで、二次的なスクリーニングに使われるらしい。PSA自体が低い私の場合はあまり意味のない数値のようだ。

「陰性の場合数値の推移は注意するんですか」と尋ねたところ「イエス」の返事。「呼吸器内科で陰性の数値傾向のことを話したら関心を示さなかった」と話したところ、「私たちはひとたび陽性と判断され治療が始まったらもう腫瘍マーカーの数値変動は気にしません」という返事だった。つまり治療開始後は数値変動で治療が変わるわけではないということだ。

 

呼吸器内科の診察では「特に変化なし」「12月のCTで判断しましょう」ということだった。11月はまた薬を処方してもらいに行くだけになりそう。なおランソプラゾールは胃酸に効いていると報告し、継続になった。タケキャブの際は肝臓関係の数値が悪化したこと、胃の調子が悪くなったことから投薬を止めたが、ランソプラゾールではそのようなことは起きていない。