今日の午後は造影CT検査・・結果判明は来週末。
三日間旅行して結構歩いたが体調に問題はなく、この半年の間ではベスト・・
さて、ある人から「併用療法」について質問を受けたがすぐには答えられなかった。ここでいう「併用」とは主に免疫チェックポイント阻害薬と抗がん剤の併用のことである。これまでは未承認だったため、私のタグリッソ後の治療計画は「まず抗がん剤」、次に「免疫チェックポイント阻害薬(テセントリク)」ということだった。
ところが昨年末(12月21日)に中外製薬からテセントリクと化学療法の併用療法が承認された旨発表があったのだ。医師には未確認だが、タグリッソ後は「併用療法」になるかもしれない。
私はステージⅣの肺腺がん、つまり図中の「進行非小細胞肺がん」の「非扁平上皮がん」に該当する。そのうち私はEGFR陽性だったので、一次治療としてジオトリフという分子標的薬が用いられた。タグリッソは当時まだ一次治療には未承認だったため使われなかった。しかしその後薬物耐性(T790M陽性)で効かなくなってきたためタグリッソ(第三世代分子標的薬)に変更になって今に至っている。
T790Mが陽性でも陰性でも二次治療は「プラチナ±アバスチン±テセントリク」と記載されている。これが私にとって重要な情報なのである。
承認内容の解説文は以下の通り
12月21日、中外製薬株式会社は、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ(商品名テセントリク)に関して、以下の国内製造販売承認事項一部変更の承認を取得したと発表した。
なおさらに「化学療法未治療であればEGFR遺伝子陽性患者に対する併用も可能となる」という解説もされている。私はPD-L1発現が小さく免疫チェックポイント阻害薬が効きにくいとされてきていたので化学療法未治療の私には「併用療法承認」は朗報である。
