今日は診察日・・・先週胸水を抜いたのでその経過を診る・・・
胸部X線の結果、胸水がまた増えていることが判明
胸水の細胞診ではがん細胞は検出されなかった
 
これはなかなか微妙な結果らしい。タグリッソの効き目ははっきりは分かっていない。だからと言って効き目がないと断定できるわけでもないので、当面は服用を続ける。
そこで胸水を増やさないようにする治療「胸膜癒着術」のため来週から入院することになった。
肺の周りには袋状の胸膜があって膨張収縮の運動をする肺を守っている。若干の胸水が潤滑油の働きをして摩擦を小さくしている。この胸水が病的に増えているのが現状だ。これは一昨年の肺腺がん発覚時以来変わっていない。今まで4回ほど抜いたが、すぐに元通りに溜ってしまう・・いたちごっこなので胸膜を癒着して胸水が溜らないようにするというわけだ。
 
前にも書いたが、肺にできたがんが胸膜に触れると、その刺激で胸水が多くなるらしい。胸水中にがん細胞が検出されればがんの影響がはっきりする。しかしがん細胞は検出されないので、真の原因は分からないらしい。
 
主に先月、喉の奥の方が圧迫されるような気がして夜中に目覚めることが多くなり、胸水を抜いた直後は調子が良かった。しかし1週間後に再び調子が悪くなったので、胸水の量に関係ありそうだ。「入院はいつがいい?」と聞かれて、「早いほうがいいです」と答え4日後の入院が決まった。早ければ2週間程度で退院できるが、1か月かかることもあると言う。
 
これで入院は5回目で、いずれも「入院するほどの」体調の悪さではなかった。今回もぴんぴんしてるけど、胸膜癒着術の後はちょっときついかもしれない。わざと炎症を起こして癒着させるという「荒療治」なもんだから、発熱や痛みがあるかもしれない。そういう意味で健康な(体力のある)ときにやっておくほうがよいらしい。自分で希望していたことでもあるので、とにかく頑張ろう。