12日は義姉(私の一回り上)の告別式があって大阪に行ってきた。ここのところだるかったり、食欲不振だったりが出たり引っ込んだりしているが、出かけた時も帰ってからも特に異常はない。これらの症状は「がん」によるものではなく、「副作用」によるものだということだろう。
 
さて以前に鎮痛剤の種別の効き目について触れたが、今回はその経時変化について考えてみよう。
図は1日に何回か鎮痛剤を使った時の、効き目の変化を24時間表現したものである。これは文献から引用したものではなく、私の仮説に基づくものだ。
 
たぶん私の炎症(痛み)のレベルは破線で示すレベル、すなわち10段階で1程度の軽いものと思われる。生活にもゴルフにも支障が出るレベルにはなったことがない。
ちょっと前まで飲んでいたロキソニン(赤い線)は12時間おきに飲めば、十分な鎮痛効果があることが分かる。赤い線を24時間延長すると、遅くとも2,3日後には破線と交差する。私は何回か1日1錠の実験をやって失敗したのでこの図に合っている。
先月副作用の少ないカロナールに変えたいと申し出て処方されたのは200㎎2錠を1日3回(1日1200㎎)だった。まあ何とかなるのだが、7時間前後で違和感が生じた。主治医にそのことを伝えたら「じゃあ500㎎にしましょう」と言われ、500㎎1錠を1日3回(1500㎎)に変更してくれた。そうすると違和感を感じることはなくなった。しかし畑の作業などすると違和感が出るので、たぶんぎりぎりなのだろう。因みにカロナールは1日4000㎎処方が上限らしく、それと比べれば可愛いものだ。
骨転移の本格的な痛み(疼痛)はこんなものではないらしい。モルヒネを使っても常時痛みが消えるわけではないらしく、おそらく痛みのレベルは8とか9なのだろう。この場合はもう終末期医療になりそうだが、私の場合は「骨転移による骨の変形が周辺の神経を軽く刺激する関連痛」に近いもののようだ。もともとある持病的な腰痛が継続的に刺激されているのだろう。
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