”神の子”山本KIDは41歳の若さで神に召された。
 
格闘家らしく?人に弱っている姿を見せたくない・・・と家族とともにグアムに渡り、終末医療を受けていたらしい。
詳しいことは公表されていないが、2年前にステージⅣの胃がんであることが判明したらしい。ステージⅣだからどこかに遠隔転移していたはずだが、その情報もない。
そしてがんで闘病中であることのみを公表してまだ1カ月もたっていないのに・・・。おそらく週刊誌にグアムで闘病中の写真を撮られてやむなく公表したのだろう。
 
私は「最初から公表すべき」派なのだが、格闘家の心までは読めない・・・・気持ちに忠実に・・・としか言えない。
 
ステージⅣの胃がんの5年生存率は7.2%で肺腺がんのそれ(6.1%)とあまり差はない。1年生存率は約44%、2年生存率は約19%なので、彼は悪いくじ(効く薬がない、効いても副作用がきつい)を引いてしまったのかもしれない。
胃がんに適用可能な分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤(代表的にはオプジーボ)が承認されているが、これらを使用することができなかったのだろうか、それとも効果がなかったのだろうか? 車いす生活を強いられていたようであるから、結構体力の低下があったのだろう。