昨日は診察日・・・
診察室に入ると主治医は「どうですか?」「どこか痛かったりしますか?」と聞いてきた。痛いかという質問は珍しい。私は「痛いことはありませんが、深夜に必ず目覚めるのが困ります」と答えた。「何気なく目覚めて、その後喉の奥の方というか気管支のあたりがつっかえるような感じになり寝付けなくなる」「素人判断で胸水のせいじゃないかと思います」と言うとCT画像を見ながら「前回より少し増えていますね」と言う。またがんが疑われる部分が少し増えている(少なくとも減ってはいない)ように見えると言う(素人目にはわからない)。
主治医は、胸水が異常に増えたり痛みがあるようなら次のステップに進もうと考えていたのだ。これではまた保留になるかもしれないと思い「胸膜癒着とかやってもらいたいですね、体力には自信があります」と言うと、「胸膜癒着は確実にうまく癒着できるとは限らないけど・・」と言いつつ、「入院を予定しましょうかね」と言ってきた。「胸腔鏡検査は同時にやりますか?」と質問すると、「その前に血液検査で遺伝子変異検査をして様子を見ましょう」ということになった。一応胸腔鏡検査の予定だけ確保して入院日程を決めた。
今回の検査は第2回のロシアンルーレットだ・・すぐに死ぬわけではないので「くじ引き」かな。
「大吉」は「がん細胞が激減しているまたは見当たらなくなった」というものだが、確率は低い。
「吉」は血液検査もしくは胸腔鏡検査の細胞採取でT790変異陽性となることだ。これは薬剤耐性が起きていることを示すが、よく効く薬(タグリッソ)があるので今までと同様の治療生活を続けることができる。
「凶」は薬剤耐性が起きていて、T790変異陰性の場合だ。そうすると今のところ効果的な分子標的薬がなく、一般的な抗がん剤治療になるかもしれない。これはあまりハッピーではない。
血液検査の結果T790変異陽性なら胸腔鏡をやるまでもなくタグリッソを飲み始め、副作用の問題が小さければ胸膜癒着術(薬剤注入で炎症を起こして癒着させる)を実施することになるだろう。
血液検査ではっきりしたことが分からなければ胸腔鏡検査になる。がんは肺の下部にあるのでおなかあたりに穴を開けることになる。胸水が減らないことから胸膜の観察、細胞採取が主な目的になる。またCTで確認される肺葉のがんらしき部分の細胞採取もするだろう。そして治療薬が決まることになる。
いわゆる検査と薬剤副作用確認を続けて実施するので、気管支鏡検査のときのような3日程度では終わらないという。当方の都合で日程変更をお願いしていて月曜日には確定する。
診察室に入ると主治医は「どうですか?」「どこか痛かったりしますか?」と聞いてきた。痛いかという質問は珍しい。私は「痛いことはありませんが、深夜に必ず目覚めるのが困ります」と答えた。「何気なく目覚めて、その後喉の奥の方というか気管支のあたりがつっかえるような感じになり寝付けなくなる」「素人判断で胸水のせいじゃないかと思います」と言うとCT画像を見ながら「前回より少し増えていますね」と言う。またがんが疑われる部分が少し増えている(少なくとも減ってはいない)ように見えると言う(素人目にはわからない)。
主治医は、胸水が異常に増えたり痛みがあるようなら次のステップに進もうと考えていたのだ。これではまた保留になるかもしれないと思い「胸膜癒着とかやってもらいたいですね、体力には自信があります」と言うと、「胸膜癒着は確実にうまく癒着できるとは限らないけど・・」と言いつつ、「入院を予定しましょうかね」と言ってきた。「胸腔鏡検査は同時にやりますか?」と質問すると、「その前に血液検査で遺伝子変異検査をして様子を見ましょう」ということになった。一応胸腔鏡検査の予定だけ確保して入院日程を決めた。
今回の検査は第2回のロシアンルーレットだ・・すぐに死ぬわけではないので「くじ引き」かな。
「大吉」は「がん細胞が激減しているまたは見当たらなくなった」というものだが、確率は低い。
「吉」は血液検査もしくは胸腔鏡検査の細胞採取でT790変異陽性となることだ。これは薬剤耐性が起きていることを示すが、よく効く薬(タグリッソ)があるので今までと同様の治療生活を続けることができる。
「凶」は薬剤耐性が起きていて、T790変異陰性の場合だ。そうすると今のところ効果的な分子標的薬がなく、一般的な抗がん剤治療になるかもしれない。これはあまりハッピーではない。
血液検査の結果T790変異陽性なら胸腔鏡をやるまでもなくタグリッソを飲み始め、副作用の問題が小さければ胸膜癒着術(薬剤注入で炎症を起こして癒着させる)を実施することになるだろう。
血液検査ではっきりしたことが分からなければ胸腔鏡検査になる。がんは肺の下部にあるのでおなかあたりに穴を開けることになる。胸水が減らないことから胸膜の観察、細胞採取が主な目的になる。またCTで確認される肺葉のがんらしき部分の細胞採取もするだろう。そして治療薬が決まることになる。
いわゆる検査と薬剤副作用確認を続けて実施するので、気管支鏡検査のときのような3日程度では終わらないという。当方の都合で日程変更をお願いしていて月曜日には確定する。