ちょっと前の週刊誌の広告の見出しに、危険な薬品としてロキソニンの名が挙がっていたので調べてみた。どうも以下のことらしい。
厚労省は2016年3月に、製造販売業者に対して「ロキソニンの重大な副作用として、小腸・大腸の狭窄・閉塞を追加せよ」と通達した。ロキソニンとはロキソプロフェンナトリウム水和物で、解熱鎮痛剤である。医師も多く処方するし、今はドラッグストアで簡単に買うことができる。通達の理由は「過去3年間で腸閉塞などを起こした症例が6人で、そのうち5人にロキソニンとの因果関係が認められる」というものだ。医療用で年間5千万人が飲むということで確率は3千万分の1ということになる。確率的には非常に低い(宝くじ特等なみ?)副作用である。
つまり副作用があることを知っていることが重要であって、副作用を恐れて飲まないというものではない。「重大」というのは「副作用が起きたら重大なことになる」ということであって、確率が高いという意味ではない。たとえば私が今飲んでいる分子標的薬ジオトリフには重大な副作用として間質性肺炎が挙げられている。これは手遅れになると死亡する恐れが大きい副作用だが、確率は1%以下である。
だから私が肺炎ぽい症状になった時は医師から「即入院」を指示された・・意識できる症状は咳や痰などで体温は高いが普通に歩けるし食欲もあったのに・・・つまりジオトリフを飲んでいるがん患者が肺炎ポイ症状になったら、すぐに休薬して原因調査(検査)するのだ。・・・結果、普通の肺炎だったけどね。
ところで私はこの1年ロキソニンを1日平均2錠は飲んでいる。こんなに飲む人は少ないだろう。だから腸閉塞の確率は高いのかもしれない。しかしやはり飲まないことが好ましいのではなく、気を付けることが重要なのだ。
お馬鹿な週刊誌が危険な薬品や食品を列挙して騒いでいるけど、確率というものを知らない無知もしくは煽りでしかない・・・
厚労省は2016年3月に、製造販売業者に対して「ロキソニンの重大な副作用として、小腸・大腸の狭窄・閉塞を追加せよ」と通達した。ロキソニンとはロキソプロフェンナトリウム水和物で、解熱鎮痛剤である。医師も多く処方するし、今はドラッグストアで簡単に買うことができる。通達の理由は「過去3年間で腸閉塞などを起こした症例が6人で、そのうち5人にロキソニンとの因果関係が認められる」というものだ。医療用で年間5千万人が飲むということで確率は3千万分の1ということになる。確率的には非常に低い(宝くじ特等なみ?)副作用である。
つまり副作用があることを知っていることが重要であって、副作用を恐れて飲まないというものではない。「重大」というのは「副作用が起きたら重大なことになる」ということであって、確率が高いという意味ではない。たとえば私が今飲んでいる分子標的薬ジオトリフには重大な副作用として間質性肺炎が挙げられている。これは手遅れになると死亡する恐れが大きい副作用だが、確率は1%以下である。
だから私が肺炎ぽい症状になった時は医師から「即入院」を指示された・・意識できる症状は咳や痰などで体温は高いが普通に歩けるし食欲もあったのに・・・つまりジオトリフを飲んでいるがん患者が肺炎ポイ症状になったら、すぐに休薬して原因調査(検査)するのだ。・・・結果、普通の肺炎だったけどね。
ところで私はこの1年ロキソニンを1日平均2錠は飲んでいる。こんなに飲む人は少ないだろう。だから腸閉塞の確率は高いのかもしれない。しかしやはり飲まないことが好ましいのではなく、気を付けることが重要なのだ。
お馬鹿な週刊誌が危険な薬品や食品を列挙して騒いでいるけど、確率というものを知らない無知もしくは煽りでしかない・・・