今月で治療開始から1年経過・・・ジオトリフの薬剤耐性が現れる平均的な時期だ。
胸部X線や造影CTによる診断では耐性が現れているのかどうか確定診断が難しい。
そこで主治医は胸水の細胞診をすることにした・・今日はそのための胸腔穿刺だった。
超音波エコーで胸水の場所を確認して背中から針を通して胸水を抜く・・今日は650佞曚匹世辰拭
結果は6月1日にわかる。
肺腺腺がんの場合、EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の確率は40%程度だ。私は該当する。喫煙者の場合は該当しないことが多い。該当するほうが幸運なのだ・・なぜかと言うと効く薬が多いからだ。EGFR-TKI(チロシンキナーゼ阻害薬)という分子標的薬(イレッサ・タルセバ・ジオトリフ)が有効なのだ。EGFR遺伝子変異陽性はさらにその90%がエクソン19欠失変異とエクソン21L858R変異である。そのエクソン21・・に特に効くというのが私が服用しているジオトリフである。
しかしどんなによく効いて副作用の少ないEGFR-TKIでも遅かれ早かれ「薬剤耐性」という問題に直面する。これは細胞自身が耐性を持つのではなく、優勢だったがん細胞は減るものの優勢でなかったがん細胞が入れ替わるように増殖するようになるのだ。薬剤耐性が起きる場合の半分はT790M変異陽性になると言われる。別名エクソン20点突然変異である。
T790M変異に有効な薬としては今のところタグリッソのみが承認されていて、二次治療に使われている。したがって細胞診の結果T790M変異が確認されたら、薬を変えることになるのだ。がん細胞が増えていなくても(つまり縮小と増殖が拮抗していても)薬を変えることになるだろう。そうするとジオトリフ服用開始時と同様に副作用確認のための入院になる。
もしT790変異が陰性だったらどうするのだろう。当面ジオトリフ服用を続けて、いずれは気管支鏡検査による細胞診になるのだろうか・・こちらは検査入院が必要。
胸部X線や造影CTによる診断では耐性が現れているのかどうか確定診断が難しい。
そこで主治医は胸水の細胞診をすることにした・・今日はそのための胸腔穿刺だった。
超音波エコーで胸水の場所を確認して背中から針を通して胸水を抜く・・今日は650佞曚匹世辰拭
結果は6月1日にわかる。
肺腺腺がんの場合、EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の確率は40%程度だ。私は該当する。喫煙者の場合は該当しないことが多い。該当するほうが幸運なのだ・・なぜかと言うと効く薬が多いからだ。EGFR-TKI(チロシンキナーゼ阻害薬)という分子標的薬(イレッサ・タルセバ・ジオトリフ)が有効なのだ。EGFR遺伝子変異陽性はさらにその90%がエクソン19欠失変異とエクソン21L858R変異である。そのエクソン21・・に特に効くというのが私が服用しているジオトリフである。
しかしどんなによく効いて副作用の少ないEGFR-TKIでも遅かれ早かれ「薬剤耐性」という問題に直面する。これは細胞自身が耐性を持つのではなく、優勢だったがん細胞は減るものの優勢でなかったがん細胞が入れ替わるように増殖するようになるのだ。薬剤耐性が起きる場合の半分はT790M変異陽性になると言われる。別名エクソン20点突然変異である。
T790M変異に有効な薬としては今のところタグリッソのみが承認されていて、二次治療に使われている。したがって細胞診の結果T790M変異が確認されたら、薬を変えることになるのだ。がん細胞が増えていなくても(つまり縮小と増殖が拮抗していても)薬を変えることになるだろう。そうするとジオトリフ服用開始時と同様に副作用確認のための入院になる。
もしT790変異が陰性だったらどうするのだろう。当面ジオトリフ服用を続けて、いずれは気管支鏡検査による細胞診になるのだろうか・・こちらは検査入院が必要。