がんの段階ステージ4のことを「末期」という人がいるが、それは「間違い」ないしは「時代遅れ」だ。一部の医療機関や医師の説明でもそうなっていることがあるが、それは「お馬鹿」としか言いようがない。
ステージ4の定義は「原発巣のほかに遠隔転移が認められる」・・・それだけのことだ。
一方、末期がんには明確な定義はないが、「がんが全身に転移していて、積極的な治療ができない状態」のことである。
治療薬や治療法が発達していなかった昔ならステージ4=末期がんで矛盾はなかった。
私がステージ4の肺腺がんであることを知って、死期が近いと思い、会ってみるとぴんぴんしているので「なんだ、死にそうにないじゃないか」と「がっかり(笑)」する向きもあるかもしれないが、それはとんだ誤解だ。
もちろんたとえ薬が効いていても、薬剤耐性で効かなくなり、別の治療薬(治療法)がなくなったら、1年持たない可能性が高くなり、ここで「末期」という言葉はふさわしくなるだろう。そうするとその後は緩和治療になり、それも効かなくなると「終末期」となり、医師が「あと1週間が山です」などと言うだろう。
私は今「末期」ではない・・でも来年「末期」になるかもしれないし、5年後に「末期」になるかもしれない・・・ある意味医療技術の進歩との競走だ。そのプロセスを趣味として楽しもうではないか。
ステージ4の定義は「原発巣のほかに遠隔転移が認められる」・・・それだけのことだ。
一方、末期がんには明確な定義はないが、「がんが全身に転移していて、積極的な治療ができない状態」のことである。
治療薬や治療法が発達していなかった昔ならステージ4=末期がんで矛盾はなかった。
私がステージ4の肺腺がんであることを知って、死期が近いと思い、会ってみるとぴんぴんしているので「なんだ、死にそうにないじゃないか」と「がっかり(笑)」する向きもあるかもしれないが、それはとんだ誤解だ。
もちろんたとえ薬が効いていても、薬剤耐性で効かなくなり、別の治療薬(治療法)がなくなったら、1年持たない可能性が高くなり、ここで「末期」という言葉はふさわしくなるだろう。そうするとその後は緩和治療になり、それも効かなくなると「終末期」となり、医師が「あと1週間が山です」などと言うだろう。
私は今「末期」ではない・・でも来年「末期」になるかもしれないし、5年後に「末期」になるかもしれない・・・ある意味医療技術の進歩との競走だ。そのプロセスを趣味として楽しもうではないか。