しばらく前に書いたが、肺腺がんに効果的な分子標的薬(イレッサ・タルセバ・ジオトリフ)も使い続けるうちに薬剤耐性によって効かなくなる。
私は第二世代と呼ばれる(不可逆反応の)ジオトリフを服用しているが、薬剤耐性に関しては他と変わらない。半年から2年未満で効かなくなると言われているので、今服用5か月目の私もそろそろ薬剤耐性を意識する時期だ。
1種類の薬で完治することはめったにないと言われる。もし薬剤耐性が現れると次の治療法…典型的には別の薬に切り替えることになる。薬剤耐性の原因は複数あるが、その中で代表的なものは「T790M(遺伝子)変異」だ。
2016年に承認されたタグリッソは第三世代と呼ばれ、このTM90Mに対して効果的に作用する。もちろん確率は100%ではなく60~70%であり、やはり1年前後で薬剤耐性が起きる。
タグリッソが使えなかったり、再び耐性に直面した場合は、典型的には普通の抗がん剤に切り替える。タグリッソの副作用はジオトリフなどに比べても軽いようだが、増殖細胞を殺す普通の抗がん剤は副作用(脱毛など)がきつい。ある意味、絶望的な方向に進むことになる。
タグリッソ以外の選択肢としては未承認の薬または治療法への転換だ。私はわけのわからない民間療法や自由診療には行きたくない。臨床試験が行われていればその実験台になってみたい・・・。
私は第二世代と呼ばれる(不可逆反応の)ジオトリフを服用しているが、薬剤耐性に関しては他と変わらない。半年から2年未満で効かなくなると言われているので、今服用5か月目の私もそろそろ薬剤耐性を意識する時期だ。
1種類の薬で完治することはめったにないと言われる。もし薬剤耐性が現れると次の治療法…典型的には別の薬に切り替えることになる。薬剤耐性の原因は複数あるが、その中で代表的なものは「T790M(遺伝子)変異」だ。
2016年に承認されたタグリッソは第三世代と呼ばれ、このTM90Mに対して効果的に作用する。もちろん確率は100%ではなく60~70%であり、やはり1年前後で薬剤耐性が起きる。
タグリッソが使えなかったり、再び耐性に直面した場合は、典型的には普通の抗がん剤に切り替える。タグリッソの副作用はジオトリフなどに比べても軽いようだが、増殖細胞を殺す普通の抗がん剤は副作用(脱毛など)がきつい。ある意味、絶望的な方向に進むことになる。
タグリッソ以外の選択肢としては未承認の薬または治療法への転換だ。私はわけのわからない民間療法や自由診療には行きたくない。臨床試験が行われていればその実験台になってみたい・・・。