この連載(肺腺がんを趣味に)を書き始めて5か月が経過した。途中からこのブログを読み始めた人はぜひとも最初(密度が圧倒的に高い)からざっと読んでもらいたい。それからもう書き込みが50回くらいになる。
昨日、高校・大学が同じで大学の学生寮では同部屋だったT君から久しぶりにメールをもらった。T君はジャズ好きで学生のころは彼のギター演奏(練習と言うか長時間アドリブ)の伴奏としてつき合わされた(ウクレレを使って・・)し、ジャズ喫茶にも行ったことがある。授業をさぼって一日中一緒にパチンコしたこともある。そんな彼が大学教授であった10数年前、突然前立腺がんになったことを聞かされた。初期でもないけど転移はなかったそうで手術でがんは除去された。前立腺がんは完治見込みが高いらしい。
T君は私のブログを読んでくれたらしく、内容について褒めて?くれた。私の主張?は最初から読まないと理解できないので、ほかの方にも最初から読んでもらいたいとこの記事を書いた次第だ。
 
彼も教えてくれたけど、ステージ4の肺がん患者の友人知人が5年以上あるいは10年以上生きてぴんぴんしているという情報がいくつもある。ステージ4=末期というわけではない。
もちろん「思った以上に早く死んだ」などという情報を私に伝える人はいないだろうから「話半分」に聞かなければならない。半分でも・・そういう人がいるのは確かだ。
 
おそらく余命の考え方は今後大きく変化していくだろう。私の主治医も「ステージ4で深刻なレベル」とは言ったが、余命や5年生存率には言及しなかった。
 
近い将来、ステージ5という新しい考え方がされるようになるのではなかろうか。ステージ4は遠隔転移を条件としていて、症状の深刻度・治療薬リスク(適用可能薬がない、効かない、副作用が著しい)などを考慮していないからだ。新薬の開発などによって余命が延びそうな人がステージ4で、薬剤耐性などによって余命が延びそうな見込みが低い人がステージ5とか・・・・