小林麻央【見舞厳禁】肺腺がん闘病日記（13）

今日病院で診察を待っていたらテレビで小林麻央の訃報が流れた。
小林麻央にせよ野際陽子にせよステージ4まで進行していたという点で私と共通する。彼女たちは奇しくも闘病3年でこの世を去った。私の場合は・・・・
　
報道やブログによると2014年に乳がんが見つかった小林麻央の場合、すでに転移が進んでいたようだ。遠隔転移があるからステージ4なんだけどね。彼女の場合抗がん剤治療を始めたのち2015年には手術したらしい。野際陽子の場合も「なぜこの時期に手術を？」と思ったが、小林麻央のブログ記事でその謎が少し解けた。彼女が言うには「手術の目的はQOL（Quality of Life）」だったらしい。根治が目的ではなく療養中の苦痛を和らげるためだったのだ。ということは、抗がん剤治療の効果があまり思わしくなかったからなのだろう。つまりこの時点でかなり悲観的な状況だったようだ。
　
彼女はその後抗がん剤治療を続けている。その中で脱毛副作用が生じたことも報告している。痛みなどの辛い状況もブログに綴られている。そしてその後放射線治療を始めたことが報告されている。根治のための治療ではない・・転移が進んでいたら根治目的では放射線は無意味だから・・・。この時期の放射線治療は骨転移が進行して痛みが我慢できず、あらゆる鎮痛薬が効かなくなったときの究極の痛み止めなのだ。つまり・・この時期の抗がん剤も効き目がなかったか、あるいは副作用が著しくて抗がん剤服用を続けられなかったのだろう。
　
さて私の場合はどうなるのだろう？　次回に考察してみることにする。