野際陽子が肺腺がんで死亡した。同病の私にしても関心があった。
すべての情報が公開されているわけでもないので、どんな病状であったのかどんな治療をしていたのか細かくは分からない。
報道を総合すると、2014年に肺腺がんが発覚・治療(当時非公開)、2015年に腫瘍摘出手術、その後抗がん剤治療、2017年には抗がん剤治療をやめて終末医療へ、そして肺炎を併発して死亡・・という経過らしい。
疑問が残るのは「発覚後2年目の手術」である。初期がんならすぐに手術すべきである。2015年に手術した際に肺がかなり小さくなって日常的に酸素吸入していたらしい。家族の話では「手術は2回」らしい。実は2014年には手術していたのかもしれない。しかし手術2回はちょっと異常である。完全に除去できない可能性が大きいときや転移しているときは手術しないほうがいいというのが定説だから・・・。転移があったとするのが自然であるが、公表されていないから何とも言えない。
最初は手術するのをためらったのか、手術したけれど再発して後手に回ってしまったのか・・・いずれにしても抗がん剤が効かなかった可能性が高い。あるいは効き目が短期であるいは副作用が顕著で抗がん剤に頼れなくなったのかもしれない。
遺伝子変異が確認されていたら当時もすでに実用化されていたイレッサなどの分子標的薬が使えたはずだが、使えなかったのかそれとも効き目がなかったのかも不明である。オプジーボなどの免疫療法が適用されたのかどうかも不明である。これらの薬も万能ではない。
最終的には彼女は苦しみながら治る当てのない抗がん剤治療をやめて、モルヒネなどで痛みを抑えてドラマ出演することを選んだようだ。最後は女優として死にたい・・と。
肺腺がんは前述したように女性でも、非喫煙者でもかかりやすいがんである。世の人のために詳しい経過を公表してくれれば参考になるのだが・・・
すべての情報が公開されているわけでもないので、どんな病状であったのかどんな治療をしていたのか細かくは分からない。
報道を総合すると、2014年に肺腺がんが発覚・治療(当時非公開)、2015年に腫瘍摘出手術、その後抗がん剤治療、2017年には抗がん剤治療をやめて終末医療へ、そして肺炎を併発して死亡・・という経過らしい。
疑問が残るのは「発覚後2年目の手術」である。初期がんならすぐに手術すべきである。2015年に手術した際に肺がかなり小さくなって日常的に酸素吸入していたらしい。家族の話では「手術は2回」らしい。実は2014年には手術していたのかもしれない。しかし手術2回はちょっと異常である。完全に除去できない可能性が大きいときや転移しているときは手術しないほうがいいというのが定説だから・・・。転移があったとするのが自然であるが、公表されていないから何とも言えない。
最初は手術するのをためらったのか、手術したけれど再発して後手に回ってしまったのか・・・いずれにしても抗がん剤が効かなかった可能性が高い。あるいは効き目が短期であるいは副作用が顕著で抗がん剤に頼れなくなったのかもしれない。
遺伝子変異が確認されていたら当時もすでに実用化されていたイレッサなどの分子標的薬が使えたはずだが、使えなかったのかそれとも効き目がなかったのかも不明である。オプジーボなどの免疫療法が適用されたのかどうかも不明である。これらの薬も万能ではない。
最終的には彼女は苦しみながら治る当てのない抗がん剤治療をやめて、モルヒネなどで痛みを抑えてドラマ出演することを選んだようだ。最後は女優として死にたい・・と。
肺腺がんは前述したように女性でも、非喫煙者でもかかりやすいがんである。世の人のために詳しい経過を公表してくれれば参考になるのだが・・・