MLBが開幕して、新たなルール「チャレンジ」が話題になっている。
チャレンジによって青木のヒットがアウトになり、イチローのアウトがヒットに変更された。
私は勇気のある素晴らしいルール変更だと思う。
これまでホームラン判定(ファウルかどうか、オーバーフェンスかどうか)に限られていたビデオ判定を、ストライク・ボール判定を除くすべてのプレーに適用し、判定変更(ビデオ判定)を求める「チャレンジ」を1ゲーム3回(6回までに1回、7回以降2回、認められた場合はカウントされない)まで認めるというものだ。日本ではまだホームラン判定のみのままだ。
しかし、日本のプロ野球解説者やOBたちの多くは、ビデオ判定に対して批判的である。
「審判の誤判断も野球の一要素」・・・という妙に非論理的な意見だ。今朝のTBS番組で御意見番張本勲氏は「日本では必要ない」と発言し、ゲストの高橋慶彦氏も「日本の審判は優秀だからほとんど審判のほうが正しい」と審判任せでよいという発言をしている。
私がなぜチャレンジが素晴らしいと思っているか・・
監督や選手による無駄な抗議が減る・・そしてなんと言っても、長時間ゲームが中断されたり、審判が暴行を受けたり、監督や選手が退場させられたり・・ということが減る。ビデオ判定をやらないのなら抗議権を認めるなと言いたい。たとえ100回に1回しか覆らなくても、すっきりするほうがいい。
ヤンキースの試合を見たが、プレーの後、監督が静かに審判に立ち寄り何か言う、審判はこれを聞いてヘッドフォンを受け取りに行き、ビデオ判定を確認したのち、静かにアウト・セーフなどの判定を表明し、監督選手はこれに黙々と従う。こうしてイチローはダグアウトから一塁ベースに戻り、そしてその後逆転の本塁を踏んだ。われわれはもめ事を見たいわけではなく、正しい判定に基づくてきぱきとしたゲームを見たいのだ。
解説者だけではなくテレビのスポーツ担当も無責任だ。MLBのチャレンジはテニスのチャレンジの「真似」だが、テニスのことを比較しない・・勉強不足?なのかベテランPBに気兼ねしているのか。
スポーツはどんどん高速化という進歩を続けている。映像などの技術も進歩している。それらの進歩に対応すべきだ。特にテニス、野球、バレーなどはサッカーやラグビーなどと違ってワンプレーごとにゲームが止まるのだから、ビデオ判定がやりやすい。テレビのビデオでは明らかにセーフなのにアウトのままでゲームを見せ続けられるファンはストレスが溜まってしまう。高校野球の実況のようにビデオ再生を視聴者には見せないという選択もあるが・・・。
ちなみにフィギュアスケートのような採点競技では、チャレンジ以前にとっくにビデオ判定導入済みだ。4回転やトリプルアクセルの着地で回転不足なのかどうかは肉眼ではほとんど見えないのだから・・。
チャレンジによって青木のヒットがアウトになり、イチローのアウトがヒットに変更された。
私は勇気のある素晴らしいルール変更だと思う。
これまでホームラン判定(ファウルかどうか、オーバーフェンスかどうか)に限られていたビデオ判定を、ストライク・ボール判定を除くすべてのプレーに適用し、判定変更(ビデオ判定)を求める「チャレンジ」を1ゲーム3回(6回までに1回、7回以降2回、認められた場合はカウントされない)まで認めるというものだ。日本ではまだホームラン判定のみのままだ。
しかし、日本のプロ野球解説者やOBたちの多くは、ビデオ判定に対して批判的である。
「審判の誤判断も野球の一要素」・・・という妙に非論理的な意見だ。今朝のTBS番組で御意見番張本勲氏は「日本では必要ない」と発言し、ゲストの高橋慶彦氏も「日本の審判は優秀だからほとんど審判のほうが正しい」と審判任せでよいという発言をしている。
私がなぜチャレンジが素晴らしいと思っているか・・
監督や選手による無駄な抗議が減る・・そしてなんと言っても、長時間ゲームが中断されたり、審判が暴行を受けたり、監督や選手が退場させられたり・・ということが減る。ビデオ判定をやらないのなら抗議権を認めるなと言いたい。たとえ100回に1回しか覆らなくても、すっきりするほうがいい。
ヤンキースの試合を見たが、プレーの後、監督が静かに審判に立ち寄り何か言う、審判はこれを聞いてヘッドフォンを受け取りに行き、ビデオ判定を確認したのち、静かにアウト・セーフなどの判定を表明し、監督選手はこれに黙々と従う。こうしてイチローはダグアウトから一塁ベースに戻り、そしてその後逆転の本塁を踏んだ。われわれはもめ事を見たいわけではなく、正しい判定に基づくてきぱきとしたゲームを見たいのだ。
解説者だけではなくテレビのスポーツ担当も無責任だ。MLBのチャレンジはテニスのチャレンジの「真似」だが、テニスのことを比較しない・・勉強不足?なのかベテランPBに気兼ねしているのか。
スポーツはどんどん高速化という進歩を続けている。映像などの技術も進歩している。それらの進歩に対応すべきだ。特にテニス、野球、バレーなどはサッカーやラグビーなどと違ってワンプレーごとにゲームが止まるのだから、ビデオ判定がやりやすい。テレビのビデオでは明らかにセーフなのにアウトのままでゲームを見せ続けられるファンはストレスが溜まってしまう。高校野球の実況のようにビデオ再生を視聴者には見せないという選択もあるが・・・。
ちなみにフィギュアスケートのような採点競技では、チャレンジ以前にとっくにビデオ判定導入済みだ。4回転やトリプルアクセルの着地で回転不足なのかどうかは肉眼ではほとんど見えないのだから・・。