Dellのディスプレイ一体型パソコン(Inspiron One)はメガネの上に転倒させてしまって、液晶を壊してしまった。有償修理で3万数千円かかると言われ、とりあえず外部モニタを接続してしのいでいた。
ところがだんだん表示のされない部分が広がってきてほとんど画面を見ることができなくなった。
 
通常はキーボードから外部モニタに切り替えて使用するので問題ないが、何か異常があると対処しにくくなる。こないだ異常終了してしまって、電源を入れなおしたら、どうやらセーフモードでの起動を推奨しているらしいが、一部しか読めないのでよくわからない。こういう時は起動の仕方を指示すればいいのだと思って、適当に矢印とEnterキーを操作したら、なんとかセーフモードにすることができた。
 
これは今後やばい・・外部モニタでも使えなくなる恐れがある・・と思って有償修理に出した。
 
帰ってきたときの修理報告書にいろいろ書いてある中に「診断でHDDの不具合が確認されましたがそのままにしました」と書いてある。そうだ、これはチャンスだ!
 
実は修理に出したのは1年保証の数日前、帰ってきたときは1年経過後だった。
 
そこでDellに連絡して「なぜ直さないのだ」とねじ込んだ次第・・。窓口担当者は端末を操作して「保証期間外ですから・・・」と言う。しかし「修理に出したときは期間内ではないか」という指摘に答えられず、「相談します」ということになった。なんとこの「相談」が足かけ3日に及んだ。「これはまた喧嘩しなければならないか」と思っていたところ、上司らしき者から電話があって「無償修理・・・HDD交換します」と言う。あっさり決着がついた。
 
実は購入直後にもHDD不良が疑われる現象が起きていたのだが、いくつか常駐ソフトを停止したら不具合が出なくなっていたので放置していた。その時もDellには相談していた。そのことも伝えておいたのが功を奏したのかもしれない。
 
それにしても危ういところだった。修理報告書に「HDD不具合」が書いていなければ、忘れてしまうところだった。たぶんDellの担当者は「HDD不具合」など報告するのではなかったと後悔していることだろう(笑)。
 
しかし昨日修理から帰ってきたあと、さまざまな再インストールや再設定の作業でほぼ1日を費やしてしまった。再インストールってのは、何回やっても不慣れで、何かしら引っかかってしまい時間がかかる。だからHDD交換には消極的だったのだが、保証期限内に直しておかないと・・。