

これは雨水タンクから1メートルあまり離れた場所に設置したサブタンクです。以前から使用していた雨水タンクを再利用したものです。以前に書いたように、タンクから水が漏れるようになって、どうしても直らないので諦めて新しいタンクを購入したのですが、諦めきれずに再利用を図ったのです。これからの季節は散水の需要は減るのですが、夏の間は需要が大きいのです。
前の不具合はタンク下部からの水漏れと、蛇口基部の水漏れでした。接着剤でくっつけても水圧のせいですぐに漏れ出すのです。蛇口は新品に買い換えればいいのですが、店(平成町)まで行かねばならず面倒・・。タンク下部の水漏れは対策が思いつかず一旦断念・・。
諦めきれないので、今回は新たな対策を試しました。蛇口部分は古い石油タンクの蓋と同じ寸法だったので、これで蓋をしたところ問題ありませんでした。
下部の漏れは「水圧によってタンクが膨れて少し剥がれた接合部が広がるせいだ」と思い、「タンクが膨れないようにする」対策を講じることにしました。
ホームセンターでステンレス針金(0.9mm径)を買ってきました。袋入り5mなら100円以内です。耐食性に優れたオーステナイト系ステンレスと説明されています。我が家は海岸に近いのでステンレスがベターです。これでタンクを縛り上げようというわけです。
しかし単純にペンチで捻って締めるのは心もとないので、店で物色していたらいいものが見つかりました。「ターンバックル」というものです。これは例えば電柱などを引っ張って支えるときなどに使われるものです。両端にケーブルを取り付けたターンバックルをまわしてやるとどんどん引っ張ってくれるのです(もちろん逆回しすれば緩む)。これは両端のボルトのネジが逆に切られているからです。小さいものはないかと思っていたのですが長さ10cm程度のものが見つかりました・・・店の中では小さいほうから2番目。サイズ3/16(ボルトの径かな?)、使用荷重30kgfと書いてあります。200円以内でいいものが見つかりました。
上の写真は、前回報告したドレンホースをサブタンクに突っ込んで給水しているイメージです。排水もここからビニールホースで行います。使用しないときは蓋をしておきます。手前のビニールの見える蓋も両方付属品なのですが給排水のための穴なので穴のない蓋が足りないので、ごまかしています。
下の写真はタンクを締めている部分です。これでタンクをほぼ満タンにしても漏れないことを確認しました。「水漏れ対策成功!」と声を大にしたいところですが、静かにしています。それを言うと妻が「それなら新しいものを買う必要がなかったではないか」と言いそうだからです。
この項おわり