6月30日の横須賀市長選挙で現職の吉田雄人氏が再選された。
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私は前回に続いて吉田さんに投票した。前回は「ちょっとした知り合いであること」「市長は若いほうがいい」という理屈で投票したが、まさか当選するとは思っていなかった。若さや支持母体の弱体もあって苦労しているようだけど、次の4年間は自信を持って頑張ってほしい。自民党も含めてオール与党にするくらいの勢いがほしいけど・・。
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小泉進次郎が応援に張り付いたのに自民候補が敗れた・・ともっぱら報道されている。あるいは国政選挙や都議選で圧勝する自公が地方首長選では敗北続きとも・・。
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このようなワンパターン報道は、「おバカメディア」としては当然だが、あまりにも芸がなさすぎる。
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私は赴任先から13年前に横須賀に帰って以来、国政選挙では自民党に投票している(以前は民社党だった)。小泉純一郎にする理由は「国を良くしようとする情熱」だった。小泉純一郎が地元横須賀のためにほとんど働かなかったことは誰でも知っていることだ。私は小泉が「地元のために・・」と声を張り上げないことが好きだった。利権の臭いがあまりしないことが好きだった。小泉進次郎にもそのような政治家、あるいはそれを超える政治家になってほしいと期待している。政治家は若いほうが期待が持てる。
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若いほうが期待できるのは国政でも地方でも同じだ。自民はいわば「定年後再就職のオジサン」を候補者にした。そこが間違っている・・・進次郎だってもっと若い候補者にしたかったろうに・・。
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その上、自民候補者は吉田市長の元で副市長をやってきた人物だ。私は「裏切り」を否定しているわけではない。しかし吉田市政が気に入らないのなら、対立を恐れず意見具申をして議論をしてほしかった。それでも通らないのなら早々に辞任して戦闘ポーズを見せるべきだった。在任中は「へいこら」していて、任期満了したら「あんたが気に入らない」という奴が私は大嫌いだ。
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国政に地元への利益誘導を求めない横須賀市民だって、市長には「横須賀市をよくする」ということを期待している。自民党だから・・とか、進次郎が応援しているから・・という理由だけで投票するわけではないのだ。