労組プロ野球選手会は不参加を決議している。

NPBは参加不参加に関わらず監督人選やチーム編成の準備にとりかかるとしている。

個人的には不参加でいいのではないかと思う。ろくにスター選手を参加させないMLB側のいいなりになることもない。WBCを主催しておきながら、「世界王者はワールドシリーズの勝者」だと言い、利権だけは手放さないのだから・・。

そこで私から妥協案・・・ほとんど採用の見込みはないけど。

日本はこのWBCをU23ワールドカップと位置づける。真のワールドカップはアメリカのエゴのせいで未開催という解釈・スタンスだ。
23歳以下の有望な若手とアマチュアで編成する。当然大阪桐蔭の藤浪や桐光学園の松井も選考対象だ。

これならMLBも拒否できない・・・元々スター選手を出していないのだから・・。日本の選手会もそこまでは抵抗しないであろう。

もう一つ追加の妥協案がある。オーバーエージの枠を人数無制限で設定する。ここにMLB所属の日本人選手のトップクラスを指名する。これもMLBは拒否できないだろう。決勝トーナメントはサンフランシスコで行われるので選手の負担も少ない。

そもそも選手会の反対理由は「選手の負担が大きい、あるいはリスク(怪我や疲れなどで本シーズンに悪影響)が大きい割りに見返り(日本が損、報酬も少ない)」ということだろう。実際MLBのトップ選手はそういう理由で参加していない。

したがって侍ジャパンメンバーをMLB選手・NPB若手・アマチュアに限定すれば上記のリスクは軽減される。経済的にも損失感は小さい。名案だろう・・ワイルドだぜ!

それじゃぁ盛り上がらないって?
サッカーの場合、U23のオリンピックでもワールドカップに劣らない盛り上がりがあったではないか。MLB選手と若手の混成チーム・・藤浪が投げてイチローが捕る・・・結構わくわくするではないか。