一昨日のWOWWWOW無料放送でHSBC女子チャンピオンズを見ていたら、ヤニ・ツェンが右ひじにキネシオテープを貼っているのを見つけた。
肘の外側、関節の上下10~15cmだろうか、半袖だからよく見える。関節部分には切れ目を入れてある。下側の端が少し剥がれそうになっていた。角を面取りして貼ってあるベージュ色の幅50mmくらいのテープ・・・これらはみな典型的なキネシオテープの特徴だ。

先週は優勝したのに、今週はなんだかさえない・・右ひじの痛みが気になるのだろうか。

スポーツ選手は苛酷な運動(筋肉の酷使)によって、筋肉痛になることがよくあり、キネシオテープは広く使われてきた。

さて私のキネシオテープ使用状況を振り返っておこう。

右腰背部の痛み(これはパソコン作業や運転などで猫背のような姿勢を長時間続けると起きやすい)はキネシオテープのおかげで99%治った。まれに腰に違和感を持つことがあって、姿勢を正せばなんともなくなる・・これを残りの1%と考えている。これも痛くなるようならキネシオテープで治せる自信がある。腰の筋肉は分かりやすく、貼りやすいのが特徴だ。

左肘下の痛み(多分ゴルフのせいだろうが、ゴルフをしているときよりもちょっとしたひねりで痛みを感じることがあった)は100%完治した。ここは稼動部なので、貼り難く、剥がれやすいのが特徴だ。結局、上下をサージカルテープで止めて長期間貼り続けていたら、いつの間にか治っていた。

左肩の痛み(多分3回目くらいの五十肩で腕を上に上げたり、後ろに回そうとすると痛む)は完治の目処が立っていない。これは肩関節付近の筋肉が複雑で、どこにどう貼ればいいか分からないことが原因だろう。テーピングの専門家も「可動範囲を広げることはできる」「痛みを緩和することはできる」と書いていて、難しい部位のようだ。私の場合も緩和はあるが、良くなったり悪くなったりを繰り返している。

首の痛み(10年前に続く再発で、おそらく肩をかばって寝ていたせいだろう、頚椎のゆがみがあって神経を刺激しているらしく首を後方に倒すのが良くないらしい)は効き目を感じるもののキネシオで治る予感はしない。貼っているほうがずっと調子はいいが、おそらく神経への圧迫的刺激は除去できていなくて治らないのだろう。首に貼っておくと首は大丈夫なのだが、上腕部から下腕部にかけて痛みを感じることがある。いわゆる神経痛の一種だろう。しばらく貼り続けることになるのかな・・。

結論的には「痛んでいる筋肉に沿ってキネシオテープうまく貼れば、筋肉の痛みは取れる」ということかな。