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写真は最近私が使用している老眼鏡だ・・何が画期的なのかって?

眼鏡を持っている手指を見ると分かると思うけど、レンズがなくて素通しだ。
これが遠近両用眼鏡としてどれくらい使えるのか、現在試用中である。そこそこ使える(遠近両方に対応できる)けど長く使うとどうなのか副作用はないのかなどをテストする。

普通の遠近両用眼鏡はレンズの上部が度のない状態になっていて下部が老眼対応になっている。近視の人の場合の多くは上部が近視対応で、下部が度のない状態になっているけど・・。
これは新聞や書類を見るときは下に視線を持っていき、テレビを見たり歩行したりするときなどは視線が上になるということに基いている。ところがこれでは困ったことがよく起きる。階段を下りているときに階段がぼやけてしまう、ひどいときは目がくらむ。ゴルフでボールを見るとぼやける(まぁ老眼の人は眼鏡をしてプレーしないけどね)。さらにパソコン作業ではほぼ正面を見て作業するので画面上部がぼやける。特に今の仕事でのパソコン使用は画面全体をあちこち見ることが多いので、視線移動だけで済ませたいのに顔の角度を変えなければならなくなる。

そこで遠くは右目(左目)で、近くは左目(右目)で焦点を合わせるようにすればいい・・すなわち右(左)を素通しにすればいいというわけだ。実はこれはレーシック手術でも使われている原理だ。手術の場合はやってみないと効果(悪影響)が分からないので、この眼鏡ならいつでもやめられる経験(テスト)ができるというわけだ。

まぁ昔から(ガラスが高価な時代には)老眼鏡は片目だけだったし・・画期的(特許が取れる)というほどではないね。しかしめがね屋で片方だけ度をつけた老眼鏡を売っていないのも事実だ。

実はこの眼鏡100円ショップで買ってきたものだ。安物の眼鏡はレンズを外すためのネジが付いていないので割って外すという荒っぽいやり方になった。右レンズのみと左レンズのみを用意したが、このための費用が200円ぽっきりで、作業もハンマーで叩くだけという簡単なものだった。それと、レンズのないほうを持つことができて汚れ難い、一方しか汚れないというメリット?も・・。

最近の遠近両用コンタクトを知っている?レンズの外周と中心部の度を変えて、遠くと近くで使用するレンズ部位を変えるというものだ。驚きであるが、使用している知人に言わせると快適だという。