紫外線(750テラヘルツ~30ペタヘルツ)は可視光線の上、X線の下に位置する。UV(Ultra Violet)とも呼ばれ最近ではUVカット商品が氾濫しているけど、紫外線は昔からあったのに何を今更・・という気もする。
この辺りからは周波数ではなく波長で記述されることが多く換算が面倒なので、ここでも波長で記述することにする。紫外線はその波長域から近紫外線(380~200nm)、遠紫外線(200~10nm)、極端紫外線(10nm以下)に分類され、近紫外線はさらにUV-A(380~315nm)・UV-B(315~280nm)・UV-C(280~200nm)に分類される。
紫外線は主に太陽光として浴びるものと、人工的な装置によって浴びるもの(いずれも紫外線被曝)が考えられるが、しばらくは太陽光に限って話を進める。
遠紫外線は酸素分子や窒素分子に吸収されて真空中しか伝播しないし、極端紫外線も太陽光を考慮する必要はない。
近紫外線の中でUV-Cはオゾン層で吸収されるため地球上には届かないが、「オゾン層破壊」によって届く懸念が心配されており、破壊要因となるエアコン冷媒(フロン)の切り替えが進められた。UV-Cは強い殺菌性と生体破壊性が強く発癌リスクを高める。世界的なエアコンの規制によってオゾン層は再生されつつあり今は特に問題はないとされる。
UV-Bはわずかであるが地球に到達する。人間の表皮層に作用して色素細胞がメラニンを生成する。過剰なUV被曝を防止する「防御作用」であるが、これによって日焼け(Sanburn)になる。UV-BはUV-Cほどではないがその被曝は発癌リスクを伴う。
UV-Aは単独で日焼けに関与はしないが、UV-Bで生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる(Santan)。UV-Aの発癌・皮膚の老化リスクは小さいがリスクゼロではない。
ここまで読むと「紫外線はカットするに限る」と感じるだろうが、何か変だと思わないか? オゾン層破壊の話は別として、人間は太古の昔から紫外線をいっぱい浴びてきているではないか? 年がら年中屋外で農作業していた田舎の近所のおじさん、おばさんが皮膚がんになったなど聞いたこともない。最近になっても身の回りで(知人や色黒で知られるタレント)皮膚がんになった人のことはほぼ聞かない。道を歩く人の副流煙で肺がんになったという話がないのと同様に、心配しすぎではなかろうか。
また紫外線がシミの原因になるという話もどうも怪しい。リスクゼロではないという程度のことではないのか。妻は「最近シミができてきた」などと言ってUVカット化粧品などに興味を持っているが、日焼け止めクリームなど一切使わず、年中ゴルフをやっている私にシミが増える傾向はない。私が最も可能性があると思っているのは「化粧品メーカ=マッチポンプ」説だ。つまり女性は長年顔に化粧品を塗りたくってきた・・そのせいで肌があれ、シミが増えているのではないのか? 化粧品メーカにとって、すべてが売り上げにつながってこんなに美味しい話はない。
夏は適度に日焼けして肌を褐色にし、そのことでそれ以上の過度な日焼けを防御する・・というのが自然だろう。太陽光の強いアフリカの黒人は黒い皮膚で紫外線被曝を防御している・・。
まあ紫外線被曝も他の電波や放射線などと同じく、過度の被曝は避けるべきだろうが、ビタミンDの合成などいいこともあるので、少しは被曝したほうがいいのでは・・。
人工的な装置としては工業用・農業用・医療用などさまざまな分野で使用されるが、まあ光源を直接見たりしなければ大丈夫だろうから、ここでは割愛する。
この辺りからは周波数ではなく波長で記述されることが多く換算が面倒なので、ここでも波長で記述することにする。紫外線はその波長域から近紫外線(380~200nm)、遠紫外線(200~10nm)、極端紫外線(10nm以下)に分類され、近紫外線はさらにUV-A(380~315nm)・UV-B(315~280nm)・UV-C(280~200nm)に分類される。
紫外線は主に太陽光として浴びるものと、人工的な装置によって浴びるもの(いずれも紫外線被曝)が考えられるが、しばらくは太陽光に限って話を進める。
遠紫外線は酸素分子や窒素分子に吸収されて真空中しか伝播しないし、極端紫外線も太陽光を考慮する必要はない。
近紫外線の中でUV-Cはオゾン層で吸収されるため地球上には届かないが、「オゾン層破壊」によって届く懸念が心配されており、破壊要因となるエアコン冷媒(フロン)の切り替えが進められた。UV-Cは強い殺菌性と生体破壊性が強く発癌リスクを高める。世界的なエアコンの規制によってオゾン層は再生されつつあり今は特に問題はないとされる。
UV-Bはわずかであるが地球に到達する。人間の表皮層に作用して色素細胞がメラニンを生成する。過剰なUV被曝を防止する「防御作用」であるが、これによって日焼け(Sanburn)になる。UV-BはUV-Cほどではないがその被曝は発癌リスクを伴う。
UV-Aは単独で日焼けに関与はしないが、UV-Bで生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる(Santan)。UV-Aの発癌・皮膚の老化リスクは小さいがリスクゼロではない。
ここまで読むと「紫外線はカットするに限る」と感じるだろうが、何か変だと思わないか? オゾン層破壊の話は別として、人間は太古の昔から紫外線をいっぱい浴びてきているではないか? 年がら年中屋外で農作業していた田舎の近所のおじさん、おばさんが皮膚がんになったなど聞いたこともない。最近になっても身の回りで(知人や色黒で知られるタレント)皮膚がんになった人のことはほぼ聞かない。道を歩く人の副流煙で肺がんになったという話がないのと同様に、心配しすぎではなかろうか。
また紫外線がシミの原因になるという話もどうも怪しい。リスクゼロではないという程度のことではないのか。妻は「最近シミができてきた」などと言ってUVカット化粧品などに興味を持っているが、日焼け止めクリームなど一切使わず、年中ゴルフをやっている私にシミが増える傾向はない。私が最も可能性があると思っているのは「化粧品メーカ=マッチポンプ」説だ。つまり女性は長年顔に化粧品を塗りたくってきた・・そのせいで肌があれ、シミが増えているのではないのか? 化粧品メーカにとって、すべてが売り上げにつながってこんなに美味しい話はない。
夏は適度に日焼けして肌を褐色にし、そのことでそれ以上の過度な日焼けを防御する・・というのが自然だろう。太陽光の強いアフリカの黒人は黒い皮膚で紫外線被曝を防御している・・。
まあ紫外線被曝も他の電波や放射線などと同じく、過度の被曝は避けるべきだろうが、ビタミンDの合成などいいこともあるので、少しは被曝したほうがいいのでは・・。
人工的な装置としては工業用・農業用・医療用などさまざまな分野で使用されるが、まあ光源を直接見たりしなければ大丈夫だろうから、ここでは割愛する。