赤外線(3~400テラヘルツ)は遠赤外線(3~30テラヘルツ)・中赤外線(30~120テラヘルツ)・近赤外線(120~400テラヘルツ)の総称だ。遠赤外線は熱線とも呼ばれ、人体を含む物体から必ず放射されているもので、高温になるほど放射強度が強くなる。
その上の周波数790ヘルツまでは可視光線と呼ばれ、読んで字のごとく人間が(色別に)光を視覚で感じることができる範囲で、もちろん個人差がある。
遠赤外線は加熱する力だけではなく、「食品を美味しくする」「健康によい」などの効能が謳われている
場合がよくある。しかし後者の効能はかなり怪しく、科学的に実証されていないものがある。嘘または単なる期待かもしれないので注意を要する。もちろん加熱するわけだから強すぎれば火傷するし、火傷しないまでも何か悪影響があってもおかしくはない。性格は異なるもものの、他の電磁波と同じく強すぎれば細胞を破壊し、弱ければ何も問題なく、中間レベルの長時間被曝はひょっとすると遺伝子レベルやがん細胞の増殖などに影響があるかもしれないが未解明だ・・ということだ。
水は赤外線を吸収するので体内深くまでは影響しない(数ミリで減衰する)ので、「身体の芯から温まる」というのは嘘だ。逆に体内深く入り込む放射線や身体全体を暖めるマイクロ波より安全かもしれない。
近赤外線は赤外線通信や赤外線カメラに用いられる。テレビ(家電)のリモコンや携帯電話の赤外線通信が典型的である。赤外線カメラは物体から輻射される赤外線を撮影することで温度分布などを得たりすることもできるが、赤外線を照射して反射から物体認識することも可能だ(可視光を当てたのでは邪魔になるから)。これらの赤外線照射装置に眼球を近づけたらどうなるか・・まあ低出力なので概ね安全だが、どんなものでも大丈夫という保証はできない。
可視光にも熱作用はあるが赤外線ほどではない。普通の電気コタツは赤外線と可視光の両方で暖めている。大部分が赤外線というヒータもある。可燃物の燃焼の輻射熱はほとんど可視光によっている。可視光線でも強いものを直接見たりする(太陽を望遠鏡などで直接見る)と失明しかねないのはよく知られる。
地球に到達する太陽光の大部分は可視光で、その環境の中で人間は進化してきた。だから「見える」のだろう。そして長年の進化の中で「耐性」も得てきたのだろう。
その上の周波数790ヘルツまでは可視光線と呼ばれ、読んで字のごとく人間が(色別に)光を視覚で感じることができる範囲で、もちろん個人差がある。
遠赤外線は加熱する力だけではなく、「食品を美味しくする」「健康によい」などの効能が謳われている
場合がよくある。しかし後者の効能はかなり怪しく、科学的に実証されていないものがある。嘘または単なる期待かもしれないので注意を要する。もちろん加熱するわけだから強すぎれば火傷するし、火傷しないまでも何か悪影響があってもおかしくはない。性格は異なるもものの、他の電磁波と同じく強すぎれば細胞を破壊し、弱ければ何も問題なく、中間レベルの長時間被曝はひょっとすると遺伝子レベルやがん細胞の増殖などに影響があるかもしれないが未解明だ・・ということだ。
水は赤外線を吸収するので体内深くまでは影響しない(数ミリで減衰する)ので、「身体の芯から温まる」というのは嘘だ。逆に体内深く入り込む放射線や身体全体を暖めるマイクロ波より安全かもしれない。
近赤外線は赤外線通信や赤外線カメラに用いられる。テレビ(家電)のリモコンや携帯電話の赤外線通信が典型的である。赤外線カメラは物体から輻射される赤外線を撮影することで温度分布などを得たりすることもできるが、赤外線を照射して反射から物体認識することも可能だ(可視光を当てたのでは邪魔になるから)。これらの赤外線照射装置に眼球を近づけたらどうなるか・・まあ低出力なので概ね安全だが、どんなものでも大丈夫という保証はできない。
可視光にも熱作用はあるが赤外線ほどではない。普通の電気コタツは赤外線と可視光の両方で暖めている。大部分が赤外線というヒータもある。可燃物の燃焼の輻射熱はほとんど可視光によっている。可視光線でも強いものを直接見たりする(太陽を望遠鏡などで直接見る)と失明しかねないのはよく知られる。
地球に到達する太陽光の大部分は可視光で、その環境の中で人間は進化してきた。だから「見える」のだろう。そして長年の進化の中で「耐性」も得てきたのだろう。