こないだは電力不足のときにオール電化は節電できる・・という話をしたが、今回は被災したらオール電化は困るのかという問題について考えてみよう。
炊事はいつもIHと電子レンジ・・・「困るだろう」と言う人がいるけど、こういうときに備えて「カセットボンベのガスコンロ」を持っているので大きな問題はない。最近の高級型のガスレンジは点火に100V電源を使用しているのを知っているだろうか? 結局は同じかもしれない。
寒くなってきたので暖房は使えず困ったが、石油クリーンヒータも電気がなければ使えない。多分ガスヒータも同じ・・。非常用にあの「臭い」石油ストーブでも準備しておくべきか?
その日は結局風呂に入らなかった。湯沸かし器が使えないのは電気もガスも同じ・・電気で制御しているから・・。ただしエコキュートの湯沸かし器は深夜に沸かして貯めてあるあるので、非常時に湯を使おうとすれば使えるのだ。
以上、結局電気とガスは似たり寄ったりなのだが、電気の方が圧倒的に優れているという隠れた利点がある。それは災害でインフラが寸断したときの復旧では電気が最も早いということだ。何せガス管が壊れるとすべてのガス漏れがないことを確認しなければ復旧できないからだ。また家庭においてもガスは災害時に火災になりやすい。今回の津波の後の火災は漏れたガスに引火したものがほとんどだと思う。電気も火災の原因にはなりえるが、強制的に止めるので災害後は大丈夫だ。

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