イメージ 1

阪急旅行社(trapics)の「絶景広がる九寨溝・黄龍 歴史深き古都西安 8日間」のツアーで中国旅行をしてきた。
昨年上海に行ったとき5万円両替して、2万円分ほど余っていたが、今回さらに5万円両替することにした。多分、そんなに使わないだろうけど、人民元は長期的には切り上げられるはずだと見込んだのだ。つまり次回中国旅行するときまで持っておこうと・・・。果たしてこの考え方は正しかったのか?
このときの(今も)1元(基準値)は13円くらいだったが、買値は15円ちょい、売値は10円台後半であった。往復で5円弱の為替手数料は強烈だ。帰りに余った人民元を売ると3分の1くらいが失われることになる。だから切り上げの予測がなければ人民元への両替は最小限にすべきだ。因みに米ドルの場合は往復7円弱で8%くらいのロスだから、人民元の両替コストがいかに高いかが分かる。
行ってみて分かったことは、現地のホテルなどでの為替手数料のほうが国内より安いということだ。ほかのツアー客に聞いたところでは14円台だったということなので、必要になりそうな分だけその都度ホテルで両替するのがベストのようだ。
また日本人が多く出入する店(土産等)は日本円でも人民元でもどちらも使えるので、ここでも人民元の必要性は少ない。100円硬貨も流通していて全く問題ない。このような店での人民元の値段は10元単位で設定されていて、100円単位で日本円換算される。たとえば30元のものは400円だ。時には500円の場合もあるので、どちらが有利か計算して使うことになる。旅行期間中ほとんどの場合において日本円支払いで損はなかった。どうもこれらの店では日本円が日常的に流通しているので為替手数料を取る必要がないのだろう。せいぜい端数が上乗せされる(高い買い物では1000円単位になる)だけだ。
このようなツアーでは結局人民元で高い買い物をすることはほとんどないので、1万円ずつちびちび両替するというのがベストだという結論に達した。もちろん私は人民元切り上げを期待してしばらく持ち続けるけど・・・(笑)。1ドル360円が100円以下になったのと同じようになるかな(笑)。成田で買った人民元は全部残ってしまったので、5年はかかるかなぁ・・。

成田で両替してくれるのは100元札のみ・・・中国国内では偽100元札が流通しているので、時々疑われるけど・・・。中国国内ではほかに50、20、10、1元札が流通している。1元は硬貨もあるが、今回受け取ることはなかった(上海では受け取った)。1角(10分の1元)硬貨もあるのだが・・。1元札を使うことは少ないがたまにはある。時々ある有料トイレ、地元スーパーで買い物をするとき(水が2元、アイスが3~5元、菓子類なども端数がある)では1元札が行き交う。1元札は概ねボロなので、多分硬貨に切り替え中(新規印刷はない)なのだろう。

写真は上海経由で空路到着した西安でいきなり買ってしまったシルク絨毯の玄関マット・・・5万円相当の値がついているものが結局3万円になったのだが、安い買い物か高い買い物かさっぱり分からず、そういうわけで為替レートとの関係(損得)もさっぱり分からない。妻はどこでも絨毯を見ると買いたくなる・・・もちろん高価なものには手を出さないけど・・。