
私の研究対象である「新左衛門」に因んで、「ハイランド新畠開拓」ということになった。「新田開拓」とはよく言うが、新畠という言い方には馴染みがないかもしれない。しかし、江東区の「砂村新田」も開発当初新左衛門は「宝六島新畠」と呼んでいた。その後、「砂村新田」と呼ばれるようになってからも、ほとんどが畑地であった。砂村新田は、その後「おいしい野菜の産地」として知られたのである。我が家の開発面積は3坪ほどで、砂村新田の何十万分の1ではあるが・・。
これまで敷地の東側で数坪の畑をやっていたのだから、かなりの増産につながる。新型インフルエンザが流行の兆しを見せており、外出できなくなるかもしれないのに備えて「食糧自給自足」体制を作ろうか・・ちょっと大げさだね。
写真中央向こうに延びているのが新しい芝生と畑の境界のレンガだ。以前はレンガを立てていたのだが、今回は芝生面に揃えることにした。理由は芝刈り機・・。芝刈り機ではレンガの立っているレンガの脇は刈れなかったが、今後はレンガに芝刈り機の車輪を乗せて刈ることで「際刈り」という手作業がなくなる。
芝を剥ぎ取った後を畑にするには、用土を軽トラ1杯くらい買わなくてはならないかと思っていたが、杞憂に終わった。写真向こう側の斜めの半坪ほどをやってみたところ、なんと10cmほど高くすることができるのだ(盛り土状態)。芝生の下にある固まった土をほぐすだけで、容積が倍以上になってしまうわけだ・・。「芝生は初春にスパイクで穴を開けて空気を通す」という理由がよく分かる。土は最初に庭を整備したときに業者に入れてもらったものだから結構土質はよい。
今、結構たくさんの種をポットに蒔いてあるので、これらの野菜類をここに定植する予定だ。