イメージ 1カマキリの子供がゴーヤの枝に捕まっていた。下の写真は上の写真の翌日に撮影したものだが、一日でこんなに成長するものなのかなぁ・・。と言っても、写真では大きさは分からないけど。いずれにしても2センチから3センチのレベルだけど・・・。大人になったら全長10センチくらいにはなる・・。

蟷螂拳(とうろうけん)は中国の拳法で、カマキリのような形の技があるのでその名が付くらしい。しかし関根勉などの芸は、そのこっけいな部分のみを強調したもので、実施には多彩な技のある実践的な武道らしい。

カマキリ夫人とは「男を食う」女性のことだが、カマキリは共食いでも有名な昆虫だ。もともと肉食だが、写真のような小さいカマキリは何を捕まえるのだろうか。交尾しているときに頭をかじられた雄が、その刺激で精子嚢を雌に送り込むものもいるらしいが、多くの種では食べ物がないときに近くにいる自分より小さな生き物を捕食するだけのことらしい。

イメージ 2前脚を上げた姿が「祈る」姿に見えるらしく、日本では「拝み虫」と呼ぶ地方もあるらしい。学名のカマキリ目(mantodea)はギリシャ語のmantisに由来するそうで、「預言者」という意味がある。英語ではpraying(祈る) mantisとも呼ばれるらしい。