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これは我が家の庭の南西側、隣家との境に作った生垣を二階の窓から撮ったもの。
このベニカナメモチは随分前・・そう、家を建てた頃に園芸店で苗を買って植え、挿し木をして増やしたものだ。何度も台風で倒された・・。これは生き残った「戦友」というところか・・。
ベニカナメモチは「紅要糯」と書く。正式には「黐」?・・「要糯」の改良品種だ。その名前の元になった「糯の木」とはその樹皮から出る樹液がねばねばしていてトリモチのようだったので付けられた名前だ。しかし糯の木はモチノキ科で要糯はバラ科なのである。つまり葉の形や花実が似ているから要糯となった・・。なぜ要かって言うと、昔「扇の要」の材料にしたからだそうだ・・え?要って竹を留めている軸のようなもの??最近はプラスチックが使われているらしい。
そして紅要糯はその名の通り、春から初夏にかけての新芽が鮮やかに赤い。色合いもいろいろあって変種が多いようだ。我が家のものはあまり鮮やかではない・・・。

で・・今日のテーマは「紅要糯に絡みついている山芋」だ。生垣の上の黄緑色の葉っぱたちがそうだ。「本当に山芋か?」ってか?
ま、種類は詳しくは分からないけど、毎年たくさんムカゴ(零余子)が取れているので、自然薯か山芋か、その仲間に違いない。ムカゴはビールのつまみとしては枝豆に似ていていける・・。枝豆と同じように塩茹ですると美味い。

ところでまだ解けていない疑問がある。それは地下に育っているはずの芋だ。果たしてこんなところで育つのか・・・育つとしても、いつが食べ頃なのか・・・。去年細いのを抜いてみたらタダの根っこだった。最近は自然薯も畑で栽培できるようになったらしい。ムカゴから定植できる苗になるのに2年はかかるらしい。それをパイプに赤土を詰めたものに植えて斜めにして埋めるらしい。そうすると3ヶ月ほどで1メートル以上になるのだそうだ。ということはウチの庭のぼこ土では駄目か・・・。
とりあえず今年はムカゴをたくさん採るぞ!