
これは帰る日に立ち寄った市場の近くで見かけた光景・・・。肉のおこぼれを待って立ったり座ったりする猫の姿が可愛かったのでシャッターを切った。
ここで焼いているのは何??トルコでも同じような光景を見たが・・・。日本でブラジル料理やインド料理の店でも見かけた・・・。
トルコではドネルケバブというらしい。大衆料理としてはくず肉を固めて回転しながら焼き、表面を削り取って皿に盛る・・というやり方だが・・・。肉はトルコでは主に羊肉や牛肉が使われる。なお、シシカバブというのは正確にはシシュケバブで串焼きケバブである。つまり一口サイズの肉を串に刺して焼いてそのまま皿に盛るものだ。インドのシーク・カバブがトルコ風に発音されて、別料理であるにもかかわらず混同されたということだ。串焼きケバブはブラジルのシュラスコによく似ている。実際、ケバブも料理方法にはさまざまなものがあるようで何が典型的なのかはよく分からない。
なお、トルコ料理のキョフテは「小さな肉多めのハンバーグ」というようなものであった。
カテゴリで中東に分類した。エジプトは確かに中東だがトルコは?? トルコ人ガイドは中東ではないと力説した。彼の説は「ユーラシア」・・・主張は確かに正しいが、ユーラシアとはアジアとヨーロッパをすべて含むものだから地域名としては無理がある。ガイドブックを探すときにも、どの棚を探せばいいのか迷ってしまう。トルコの古都イスタンブール(昔のコンスタンチノープル)はボスフォラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアの両方にまたがる都市である。