
京急の安針塚の駅を出て左折すると、すぐに京急線の下のトンネルをくぐる。そこをだらだらと登って行き、長願寺を左に見ながら更に進む。案内看板に従って左折すると道は急に険しくなる。車が登れないのではないかというほど急な坂道で、距離はたいしたことないけど20分くらい、駅からは30分くらいはかかったようだ。てっぺん近くにトイレがあって。その先が塚山公園だ。そこは休憩のできる広場になっていて、海側は谷になっている。谷の名前は「桜谷」だから、桜の季節はいい眺めなのだろう。広場の奥に小高い場所があって、そこが「見晴台」になっている。ここからは猿島や金沢八景方面、大楠山など四方を見渡すことができる。登りで汗をかいたので暫時休憩。左から登った見晴台の右から下ると、左手のやはり小高い部分に安針塚つまり三浦按針夫妻の墓所がある。その階段を登ってお墓参りしたあとは裏側の階段を下りる。そこから田浦駅方面を目指して一旦下山する。
しばらくだらだらと進むと十三峠という標識が出ている。その前に新興住宅地の入口があって、そちらに入らないようにしないといけない。しかし、その先の案内標識を見落としてしまった。途中から左に急な下り坂(階段)があって、そちらが梅の里への近道なのだ。しかし我々はこれを見落として、「のの字橋=高速道路インター出口のように1回転以上する」を通り、国道16号線に出てしまった。そこで国道を横浜方面に進みトンネルをくぐって田浦郵便局前あたりを案内標識に従って左折した。しばらく住宅地を進んで突き当たると左折する。長善寺の先辺りが、前出の近道の合流地点だ。さらに進んで京急線の下をくぐって右に曲がると、そこが梅の里の入口だ。
ここからの登り階段も結構きつい。頂上付近に近づくと梅ノ木がどんどん多くなる。途中で右下に見えるのは「旧田浦梅林」だ。上は一面の梅林になっている。休憩所も2箇所ほどありトイレもあるが売店等は一切ない。一番上には展望台がある。フィールドアスレチックもあるが現在は休止中だ。我々は展望台の奥の道を進んで、反対側のコースを下りることにした。途中には田浦青少年の家がある。こちらのコースにも梅の木があるが梅林というほどではない。ただし上のほうにはあまり紅梅はないのだが、こちらでは何本か紅梅を見ることができる。上(梅林)はほとんどが白梅でそのほかには昨日写真を掲載したピンク系だ。
一般道に出るとだらだらと住宅地を下って元の道に戻ることもできる。早めに左折してJR横須賀線の高架近くに出ることもできる。道順(デフォルメされているので要注意)や所要時間は添付の田浦観光マップを参考にするとよい。クリックすると読める程度に大きくなる。このマップは梅の里で入手したのだが「遅かりし」だった。